話題の「うにのようなビヨンドとうふ」は、本当にうにの味? 「BEYOND TOFU」シリーズと本物を食べ比べ

豆腐メーカーの「相模屋食料」が手がける「BEYOND TOFU」シリーズが話題を集めています。今回は、2022年に発売された「うにのようなビヨンドとうふ」と、2023年3月に発売された新商品「カルビのようなビヨンド油あげ」を実食! 本物と食べ比べて詳しくリポートします。

「カルビのようなビヨンド油あげ」を、本物の牛カルビと比較

「カルビのようなビヨンド油あげ」参考価格:税抜238円

続いては新発売の「カルビのようなビヨンド油あげ」をリポート! こちらは先ほどの「お試しセット」には入っていませんでしたので、近所のスーパーを巡り、3店舗目で見つけて購入しました。伝統的な油あげ製法で作られており、さらにカルビのようなジューシー感や食感、うま味、コク、味わいをつくり出しているのだとか。
 
エネルギーは1袋120グラムあたり313キロカロリー

「カルビのようなビヨンド油あげ」はそのままではなく、フライパンで軽く焼いてから食べます。原材料は豆腐のほか、ローストオニオンペーストやおろしにんにくの表記もあります。また、1袋でたんぱく質が17グラムも摂取できるそう。
 

焼く前にお皿に移してみました。薄くカットされており、見た目は「味がよく染みた厚あげ」といった印象。柔らかいからか、少し形が崩れているものもありました。しかし、開封時から焼き肉のたれの甘辛い香りがあり、食欲をそそります……!
 

フライパンで、軽く焼き目を付けながら両面を仕上げると、だんだんカルビに見えてきました! かぐわしいたれの香りがグッと強くなってきています。
 
左:アメリカ産牛カルビ肉、右:カルビのようなビヨンド油あげ

そして今回も本物の「牛カルビ」と比べてみました! 口に入れてみると、確かにお肉っぽい! 外側はカリッと、内側はふわっとしていてまさに肉のような弾力があります。何度もかんでいくと徐々に豆腐感が出てきますが、最初の味わいは確かに牛肉。
 

そして、この甘辛いたれがすごくおいしい! 次々に食べたくなるような、後を引く味わいに仕立てられています。えごまやサンチュとあわせてコチュジャンをのせたり、ごはんにのせてどんぶりにしたり。牛カルビは時間がたつと脂が冷えて白っぽく固まってしまいますが、油あげなのでそんな心配もなし。お弁当にも良いのではないでしょうか。
 

「BEYOND(ビヨンド)」とは、英語で「~を越えて」「~の向こう側」などを意味する単語。確かに「BEYOND TOFU」は、いつもの豆腐とは違った魅力が楽しめるシリーズになっています。ぜひ試してみてはいかがでしょうか?


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【関連リンク】
相模屋食料「BEYOND TOFU」ブランドサイト
楽天市場「相模屋おとうふShop」
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