30代、結婚したいなら「女子会」はやめるべき? 六本木開催の“リッチ女子会”が突然気まずくなった瞬間

独身女性たちが集い、それぞれに語り合う「独身女子会」。あらゆるメディア作品でも「華やかな女子会」が描かれ、それに憧れを抱く人たちも多い。しかし、独身女性たちだけで開催する「女子会」には、あるきっかけで亀裂が入ることもある。その原因とは?

祝福の裏に垣間見えた、女性たちのダークな本音

結婚の報告を受けた女子会メンバーは、早速キョウコさんのためにお祝いパーティーを企画。ケーキを用意して結婚を祝福した。
 
「『おめでとー!』って盛大にお祝いしました。やっぱり友達の結婚はうれしかった! でも『少し焦った』というのも本音」
 
そのお祝いパーティーには途中からキョウコさんの夫も合流。みんなで和気あいあいと楽しんでいたが、キョウコさんは少し気まずそうに「そろそろ……」と切り出した。
 
「結婚したわけだし、キョウコとしてもそんな夜遅くまで飲んでいる姿をだんなさんに見せたくなかったのかもしれない。私たちも『おめでとう! 熱い夜をね』なんて茶化しながらキョウコを送り出しました」
 
ここまでは、よくある“正しい女子会”の形だ。しかし、取り残された3人の会話からは、女性のダークな本音が垣間見えた。
 
「キョウコめっちゃ幸せそうだったね~だんなさんも優しそうだし!」と、女子会メンバーの1人が言うと「でも1年くらい前に別れようか悩んでたじゃん? ちょっと心配」ともう1人が言う。
 
「キョウコのだんなって束縛激しいタイプなのかな」と言えば、「キョウコ最近の女子会参加しないこともあったしね。今後誘いづらいね」
 
などと、祝福しつつも、実は先に結婚してしまった友人に対して、ちょっぴり“ひがみ”とも取れる発言が飛び出したのだ。
 

>次のページ:20代中盤までの女子会、30代からの女子会。何が変わったのか
 
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