話題の「はぴだんぶい」とは? キャリア歴30年以上、挫折も経験した“サンリオベテラン集団”の魅力に迫る

近年、じわじわと人気上昇中のサンリオキャラクターユニット「はぴだんぶい」。ポチャッコ、タキシードサム、けろけろけろっぴ、バッドばつ丸、ハンギョドン、あひるのペックルの6人の男の子キャラクターからなるユニットが、幅広い世代から人気を集める理由に迫ります!

「はぴだんぶい」の神6メンバーを紹介!

さて、筆者にとっては、もう尊敬の念しかない「はぴだんぶい」メンバーをご紹介します。

1:ポチャッコ

まずは、好奇心旺盛で、おっちょこちょいな犬の男の子、1989年デビューの「ポチャッコ」。1991年の「サンリオキャラクター大賞」から5冠を達成し、一世を風靡(ふうび)しました。2019年には5位にランクインし、人気再燃は確かなものに。その後は毎年TOP5入りを果たしているので、2023年の順位にも大注目です。

2:タキシードサム

1979年デビューの「タキシードサム」。由緒ある家柄の“おしゃれなペンギンの男の子”ということで、トレードマークの蝶ネクタイ所持数は365本! イギリス留学経験があり、英語もペラペラのハイスぺックなキャラクター。バスト、ウエスト、ヒップ、全てが100センチの愛らしいフォルムが特徴です。

3:けろけろけろっぴ


カエルなのにカエル泳ぎは苦手でクロールが得意な、1988年デビューの「けろけろけろっぴ」。家族構成は、医師の父、レストラン経営の母、けろっぴと3つ子のきょうだいたち。最近YouTubeなどでは、リボン集めが趣味の女の子「てるてる」ちゃんを頭上にのせる姿を披露しています。

4:バッドばつ丸


サンリオキャラクターの中では珍しく尖ったキャラクター、1993年デビューの「バッドばつ丸」。好きな食べ物は、銀座の高級おすしとポリパリラーメン。ギャングのボス風だけど能天気な父と、超教育熱心な母との間で育った、あまのじゃくなペンギンの男の子です。ラップ音楽を聴くことが趣味の「伊集院パンダバ」など、友達のキャラクターも個性が強めです。

5:ハンギョドン

「半魚人キャラ!?」とデビュー当時に世間をざわつかせた1985年デビューの「ハンギョドン」。鮮やかな“ハンギョドンブルー”と分厚いピンクの唇、という独特の色彩やとぼけた表情がクセになる人続出。2022年のサンリオキャラクター大賞では8位にランクインし、さらに活躍の幅を広げています。

6:あひるのペックル


タップダンスが得意な、1989年デビューの「あひるのペックル」。“P”ロゴのTシャツがなんとも愛らしく、よく持ち歩いている宝物のバケツは赤、青、グレーなど、カラーバリエーションが豊富。夢は空を飛ぶことで、水の外で暮らすことが夢の小魚「ピッチ」とは大の仲良し。優しくお人好しな性格で「はぴだんぶい」の個性的なメンバーをまとめてくれそう(な印象)です。
 


「2022年サンリオキャラクター大賞」では、3キャラクターがTOP10入りするなど、それぞれのキャラクターが大躍進を遂げている「はぴだんぶい」。「Maison KOSE 表参道」との期間限定コラボや、はま寿司「はまっこセット」のおもちゃなど、子どもから大人まで幅広い世代をターゲットにしたコラボ商品も続々登場しています。全世代に希望を与えてくれるキャラクターユニットの今後の活躍に期待です!


>最初から読む


【おすすめ記事】

サンリオ大賞で「ハンギョドン」を推したい理由。“圏外”から復活できたワケは? 投票は5月26日まで
好きなサンリオキャラクターランキング! 「シナモロール」「ポムポムプリン」を抑えた1位は?
「ちいかわの中で1番好きなキャラクター」ランキング! 主人公の「ちいかわ」を抑えて1位に輝いたのは?
「か、かわいい…」パステル×ポムポムプリン、夢のコラボ! 癒しの本格スイーツを堪能した【実食レポ】
「2022年サンリオキャラクター大賞」の結果発表! “3大犬キャラ”の鉄壁TOP3は破られる
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • 「港区女子」というビジネスキャリア

    港区女子は、なぜここまで嫌われる? 自活する女性から「おごられ」「パパ活」の代名詞になった変遷

  • ヒナタカの雑食系映画論

    草なぎ剛主演映画『碁盤斬り』が最高傑作になった7つの理由。『孤狼の血』白石和彌監督との好相性

  • 世界を知れば日本が見える

    もはや「素晴らしいニッポン」は建前か。インバウンド急拡大の今、外国人に聞いた「日本の嫌いなところ」

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    外国人観光客向け「二重価格」は海外にも存在するが……在欧日本人が経験した「三重価格」の塩対応