『ポチたま』出演のタレント、悪性リンパ腫と闘った愛犬“まさはる君”が虹の橋を渡ったと報告「もうね、苦しくないね。痛くないね」

テレビ東京系列で放送された動物番組『ポチたま』シリーズに出演し、愛犬と共に日本を巡る旅で人気を博したタレントの松本秀樹さんが3月19日、同番組にも出演したラブラドール・レトリーバーの“まさはる君”との別れを自身のInstagramで報告。多くのファンが悲しみの声を寄せました。

タレントの松本秀樹さんが3月19日、自身のInstagramを更新。テレビ東京系列で放送された動物番組『ポチたま』シリーズに出演し、愛犬と共に日本を巡る旅で人気を博した松本さん。3代目旅犬のラブラドール・レトリーバー“まさはる君”が虹の橋を渡ったとファンへ報告しました。
 

「本当によくがんばった」


松本さんは投稿で、「まさお君のように犬らしく、ラブラドールらしく、自分らしくいられるように まさお君の台湾バージョン表記の【雅夫】から【雅】をもらって、2012年の寒い、寒い1月の秋田県に産まれ、僕のお家へ【春】にやってきたので「雅春=まさはる君」と名付けました」と、名付けのエピソードをつづりました。
 

悪性リンパ腫を発症し、抗がん剤治療をしていたまさはる君。別れの日、「肺炎も患っているため、もう十分な酸素を吸えなくなっているので、肺が潰れる姿勢だとより苦しい。左前脚が使えなくなり、立つことも、歩くこともできなくなってからはずっと伏せの姿勢だった」と痛みや息苦しさに耐えながら、必死に松本さんの帰りを待っていたようです。
 

仕事先から急いで帰宅した松本さんは、「待っててくれてありがとう!本当にいい子だね! もういいよ、まさはる、逝っていいよ」と声をかけたとのこと。「本来のまさはる君の声と比べれば20分の1くらいの大きさで、家族の人数分『わん、わん、わん、わん・・・わん』と5回吠えて、顔を支えていた僕の右手に顔を預けて、20時17分、虹の橋の袂へ向かいました」と、松本さんの帰宅から約3時間後に息を引き取ったと報告しました。
 

「もう苦しくないし、脚も痛くない。いっぱい食べられるし、水もいっぱい飲めるからね。少しだけですが、恩返しもさせてくれて、最期まで甘えん坊で、賢くて、本当に飼い主想いの完璧な犬でした」とメッセージを送った松本さん。「約11年と3ヶ月間 まさはる君を応援していただいた皆さま、まさはる君を可愛がっていただき、心配していただき、本当にありがとうございました」とファンに感謝の思いを伝えました。
 

コメント欄には「一人一人にお別れを言うなんて…なんて可愛くて賢い子なのだろう」「よくがんばったね。本当によくがんばったよ。えらかったよ」「もうね、苦しくないね。痛くないね。頑張ったね。本当に本当にお疲れ様!」など、温かい声が寄せられました。
 


まさはる君は2022年11月に悪性リンパ腫の診断を受け、闘病生活を送ってきました。腫瘍といってもさまざまに種類があり、そして付随する病気を連鎖的に発症することも少なくありません。もっと頑張ってほしい、もっと一緒に生きていきたいという思いと、もう楽にさせてあげたいという葛藤を抱えながらの介護生活は一言で言い表せるものではないでしょう。それでも最期は愛する家族に囲まれた旅立てた、幸せな犬生だったと思います。多くのファンに愛され、そして優しい家族の元で過ごせたたくさんの思い出とともに、虹の橋を渡ったまさはる君の冥福を祈っています。
 


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