普段の生活で「男女格差」を感じるときは? 「育休は女性が取るもの」「男性はおごるべき」に疑問の声

3月8日は「国際女性デー」。この記念日に合わせて、All About編集部は「フェミニズム」に関するアンケート調査を実施しました。今回は、回答者500人から得た、普段の生活で「男女格差」を感じる場面についてのコメントを紹介します。

「男性が支払うべき」の考え方に感じる理不尽さ

また、世間から「男性は会計をおごるもの」という考えを突き付けられ、理不尽に感じるとの声も。

具体的には、

「飲み会等で割り勘が設定されていても女性は支払額が少ない場合が多い(58歳男性)」

「男側の意見として、男がご飯をご馳走するという意見を多々聞く。これは、男女格差に少し入るのかなと思うが、男女関係なくご馳走したいと思ったときにするもので、とやかく言われることはないのではないかなと思う(23歳男性)」


などの意見が寄せられました。

さらに、

「女性専用車両を見た時(40歳男性)」

「レディースデーみたいな、女性だけがお得になるイベントが多い気がする(38歳男性)」

「相席屋やマッチングアプリで女性は無料で男性は有料(かなり割高)。男性の方が人数多いし仕方がないことかもしれないですが(33歳男性)」

「コンビニのトイレで女性用トイレしかない事や、バリアフリートイレに男性が使用してはいけない張り紙があったりすると思います(38歳男性)」


など、あらゆるシチュエーションにおいて、男性が“女性優遇”を感じる瞬間もあるようです。


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※回答者のコメントは原文ママです


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