普段の生活で「男女格差」を感じるときは? 「育休は女性が取るもの」「男性はおごるべき」に疑問の声

3月8日は「国際女性デー」。この記念日に合わせて、All About編集部は「フェミニズム」に関するアンケート調査を実施しました。今回は、回答者500人から得た、普段の生活で「男女格差」を感じる場面についてのコメントを紹介します。

「女性の昇進が優位」男性が職場で“男女格差”を感じる場面も

一方で、男性側も職場で“男女格差”を感じるとの声も多く寄せられました。

「男性は正社員が当然という風潮(44歳男性)」

「男性の方が残業をよくしていること(36歳男性)」

「仕事の昇進など。男女の昇進比率が50%/50%と決まっている一方で、社員全体の占める女性比率が男性より少ないので、女性は全員昇進し、男性は優秀であっても昇進できないケースが目立ち、格差を感じる(28歳男性)」

「最近の大企業では昇進に女性が必要以上に優位な会社がある(57歳男性)」


など、最近の風潮を受け、女性の昇進が優位になっている場合もあるとの声もありました。

ほかにも、

「仕事で女性の作業が簡単なものが多いなと感じることがあります(48歳男性)」

「総合的なギャランティと一時的なギャランティでは女性の方が優遇されている(41歳男性)」

「事務の求人を受けようとしたら女しか求めてないという理由で断られた(28歳男性)」


など、求人において「事務職は女性限定」という理由で断られたケースも寄せられました。


>次のページ:「男性は会計をおごるもの」に理不尽さを感じている人多数


※回答者のコメントは原文ママです
 
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