「子を持ちたいと思ってもお金が…」世帯年収620万円夫婦、地方都市で暮らす1カ月のリアルな収支内訳

All About編集部が2022年10月に行った「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートから、リアルな生活収支の実態を紹介します。今回は、愛媛県松山市に住む、38歳女性の世帯の生活実態です。

物価上昇、上がらない賃金、電気料金の高騰……。近頃、以前にも増して生活が苦しくなってきている、という人も多いのではないでしょうか。

All About編集部が2022年10月に行った「毎月の支出額・内訳」に関するアンケートから、リアルな生活収支の実態を紹介します。自分の収支状況・内訳と照らし合わせるなど、生活の参考にしてみてください。

世帯年収620万円の38歳女性「子を持ちたいと思ってもお金が…」

今回は、愛媛県松山市に住む、38歳女性の世帯の生活実態です。

現在の年収は270万円、配偶者の年収350万円を合わせて、世帯年収は620万円です。

現在の生活に対して、「収入は変わらないのに支出は増えるばかり。貯蓄を増やしたくても難しい。また、子供をもちたいと思っても子育てにかかるお金や老後の生活資金問題がある。年金は目減りするのに65歳まで納付しないといけなくなるかもしれない」とコメントしていました。

家賃や食費、光熱費など、主な1カ月の出費内訳は以下とのことです。

■愛媛県松山市、38歳女性(世帯)の収入状況と1カ月の主な出費内訳
年収:夫350万円・妻270万円
家賃/住宅ローン返済額:4万円 (一軒家)
食費:4万円   
交際費:0円   
電気代:1万円
ガス代:1万円
水道代:1万円  
車(維持費):2万円
医療費:2万5000円

今後については、「将来の生活には不安しかありません。資産運用や副業で収入を増やすなど個人の努力が必要。希望を持てる国になってほしいものです」と話していました。


※回答者コメントは原文ママです


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