米Twitter社のイーロン・マスクCEOが、自身が同社のトップを辞任すべきかを問う投票をツイッター上で開始しました。本記事執筆の12月19日11時30分(日本時間)時点で投票数は約800万件。決定までの残り時間は約8時間となっています。
マスク氏「私はこの投票結果に従う」
10月27日に、440億ドル(日本円で約6兆5000億円)でTwitter社の買収を完了したばかりのマスク氏。CEO就任後すぐに半数以上の従業員を解雇したことや、直近では米国記者らのアカウントを一次凍結するなど、混乱が続いていました。
これまでもツイッター上でさまざまな投票を行ってきた同氏ですが、今回の結果については「私はこの投票結果に従います」としています。投票は(マスク氏解雇に)賛成が多い中、「ことわざにもあるとおり、願い事には気をつけてください(be careful what you wish)」ともツイートしています。
18日には今回の投票ツイートに先立ち、「今後は主要なポリシー変更に際しては投票を実施します」とツイッターに書き込み、「謝罪します。二度とこのようなことは起こしません」と記していたマスク氏。具体的な謝罪内容は明らかにしていませんが、上記の米国記者らのアカウント一次凍結を巡る混乱を示しているものと思われます。
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