三省堂が『今年の新語2022』を発表! 3位「きまず」、2位「○○構文」、1位は?

辞書編さんを手掛ける三省堂は11月30日、「三省堂 辞書を編む人が選ぶ『今年の新語2022』選考発表会」を実施し、「2022年を代表・象徴する新語ベスト10」を発表しました。

■2022年を代表・象徴する新語ベスト10

 

10位:「リスキリング」

社会人が新たな職に就く際に必要とされる技能や、現在の職で新しく求められる技能を身に付けるための学び直しを指す言葉。10月の国会では、岸田首相がリスキリングなどの支援のため5年間で1兆円を投じると発言し話題になりました。
 

9位:「闇落ち」

善良な人が何かのきっかけで邪悪な側に行ったり、怖い人になったりすること。10年以上前から存在する言葉ですが、2022年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で北条義時の性格の急変に対して使われるなど、広く浸透してきているようです。
 

8位:「酷暑日」

最高気温が40度以上の日。2022年、日本気象協会によって定義されました。
 

7位:「一生」

新しい用法として、“長い時間ずっと”の意味で用いられるようになりました。「今日は休日なので一生寝てた」など。
 

6位:「ガクチカ」

就活用語として10年以上前から存在する言葉で、「学生時代に力を入れたこと」の略。コロナ禍で学生生活が制限され、「ガクチカ」として語れるものが少なくて困っているという学生の声が話題になりました。
 

5位:「○○くない」

同意を求める気持ちを表す言葉。「できるんじゃない?」を「できるくない?」、「行ったんじゃない?」を「行ったくない?」などと表現します。
 

4位:「メタバース」

ネットワーク上に構築される、3次元グラフィックの仮想空間を指す言葉。投稿数では「メタバース」が1位でした。
 

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