帝国データバンクは、全国約119万社を対象に「女性が社長を務める企業」に関する調査を実施。11月22日に「全国『女性社長』分析調査(2022年)」として結果を発表しました。
社長への就任経緯は「同族承継」が半数以上に
社長への就任経緯は、「同族承継」が50.7%で最多でした。男性社長の40%と比べて10ポイント以上高く、全体の半数以上を占める結果に。次いで「創業者」(35.2%)と続いています。
業種別では「不動産」(17.2%)がトップ
女性社長比率を業種別に見ると、「不動産」(17.2%)が最も高い結果となりました。次いで「サービス」(11.1%)、「小売」(10.8%)と続いています。
一方で、「建設」は4.8%となり、26年連続で最も低い割合となりました。「製造」も5.5%と低く、24年連続で「建設」に次ぐ低さとなっています。
「女性社長の輩出が多い大学」ランキング! 1位は「日本大学」
「女性社長の輩出が多い大学」ランキングの1位は、3年連続で「日本大学」でした。次いで「慶應義塾大学」、「早稲田大学」と続き、首都圏の私立大学が上位を占める結果に。女子大学では、「日本女子大学」がトップでした。前年から最も増加したのは「拓殖大学」。そのほか、「龍谷大学」や「愛知学院大学」、「立命館大学」、「奈良女子大学」が続き、関西圏の私立大学の増加が目立ちました。
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