長澤まさみさん主演のドラマ『エルピス』(カンテレ/フジテレビ系)をめぐり、実在のニュースを織り交ぜた演出に対する賛否や考察合戦が過熱しています。10月31日に放送された第2話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。
第2話のおさらい
大洋テレビのアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)は、新米ディレクター・岸本拓朗(眞栄田郷敦)とともに、かつて世間を騒がせた10代女性連続殺人事件の冤罪疑惑の調査を開始。犯人とされる死刑囚・松本良夫(片岡正二郎)の犯行当日の行動を現地で検証した恵那は、弁護側と検察側の食い違いを実感し疑惑を深めます。
松本の担当弁護士だった木村卓(六角精児)もまた冤罪を確信していました。恵那が木村を通して松本へ手紙を託すと、松本から返ってきた手紙には、警察による自白の強要に屈してしまったが自分は断じて殺人犯ではないとの記述が。
恵那はかつての恋人で報道局のエース記者・斎藤正一(鈴木亮平)からも、当時の有力な情報を得ます。被害者の女子中学生が「若いロン毛の男」と歩いていたという目撃証言があり、捜査初期の段階では警察もその男を犯人だと睨んでいたというもの。松本はマスコミによって犯人に仕立て上げられただけで、真犯人はその男である可能性も。
一方、当時の連続殺人事件を彷彿とさせる新たな事件の遺体発見現場を訪れた岸本は、背後に怪しい人影を感じ、もしや「若いロン毛の男」で真犯人なのではと疑います。話半分で聞き流す恵那。そこに、「死刑囚3名の死刑執行」と速報が入り――。
考察過熱! 真犯人は警察が忖度するほどの権力者筋か?
恵那が冤罪疑惑の捜査を決意した根底に、自分が伝えてきた報道の中にどれだけ真実があったのかという疑念と葛藤があることが想像できた第2話。「もうこれ以上飲み込めない。飲み込みたくない」と声をふりしぼった第1話の背景が垣間見られました。
恵那が過去を振り返るシーンでは、かつて日本で報道された実在の映像を織り交ぜた演出も。Twitterでは「爆破弁、アンダーコントロール、復興五輪…私が批判なき忖度報道に怒りを覚えたシーンばかりだった」「報道ができていないことをドラマがやってくれている」「硬派すぎる。これ最後まで放送できるのか?」「このご時世にイデオロギーのマインドコントロールを、ドラマ内で行うとは」「見る側の力量も試される、色々なことを問題提起している貴重なドラマ」「この脚本でよく通ったなってほどのぶっこみ」など、賛否入り混じるコメントが飛び交っています。
また、「真犯人は政治家の息子でそれを隠蔽工作したとかじゃないかな? それが鈴木亮平とチラッと映った政治家の息子じゃないかな」「警察が忖度するほどの権力者筋なのか」「真犯人ロン毛の人説出てるけど、あの目撃情報のインタビューもヤラセだったとも考えられるよね」など考察も過熱しています。
連続殺人事件の真犯人は誰なのか、恵那と元エース報道記者で官邸キャップの斎藤の関係が、真相究明とどう絡み合っていくのか、過去のいじめと思しきシーンをフラッシュバックしうなされる岸本が抱える闇とは何なのか――今後の展開から目が離せません。
『エルピス』第3話 11月7日放送予告
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