サステナブル・ラボは、AIとビッグデータを活用して分析した「人的資本」に関するランキングを発表しました。人的資本は、女性従業員比率・従業員満足度・報酬水準などを指標としています。調査対象は、東証プライムの上場企業1839社です。
「人的資本」ランキング2022! 1位は「伊藤忠商事」
「人的資本スコア」の企業ランキング1位は「伊藤忠商事」(スコア77.16)でした。次いで、2位「リクルートホールディングス(76.42)」、3位「三菱商事(75.97)」と続きます。10位内には、商社・流通業4社がランクイン。共通点は、女性従業員比率や執行役員における女性比率の高さでした。
TOP3の企業、評価ポイントは?
1位の伊藤忠商事は、2021年10月に「女性活躍推進委員会」を取締役会の任意諮問委員会として設置し、女性の役職登用などを推進しています。2位のリクルートホールディングスは、従業員女性比率・採用における女性比率が高く、50%に近い数値となっています。2008年には事業所内保育園を設立するなど、ワーキングマザーを手厚くサポート。課長相当の女性管理職比率や課長職の産育休取得率が上昇しているのも特徴です。
3位の三菱商事は、経営ポジションを担う女性社員へのキャリア支援を整備し、意欲向上・視野拡大を図る取り組みなどを実施しています。また、育児休業や子の学校行事休暇など、仕事と子育ての両立も支援しています。
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