メルカリ出品時の「モヤっと」経験はなぜ起きる? 対策は
メルカリの月間利用者数は2000万人を超えるので、前提として、本当にさまざまな個性を持った人が参加していると思ったほうが良いでしょう。取引相手が自分の感覚とはちょっと違うなと思うことも多々あります。その上で、出品者ができる心構えや対策を解説していきましょう。
3位「購入後連絡なし」について
購入した後の連絡は必須ではないので、やりとりが面倒と感じてしまう人もいるのは事実。「そういう人なのだな」と思って、そのまま粛々と取引を進めてくのが一番良い方法です。商品が購入者に届いて、受取評価をしてもらえば売上金は入ってきますから、そのタイミングをじっと待っていれば問題ありません。
逆に、「連絡がないのは失礼ではないか」など出品者が購入者にイライラをぶつけてしまうと、受取評価に影響が出る可能性もあります。マイナス評価を付けられてしまうこともあるので、そっとしておくのが無難です。
2位「受取評価してくれない」について
上記にあるように、受取評価がなくても自動的に取引が完了して売上金は入ってきます。もし待てないならば、購入者に「商品は届いていると思いますので、受取評価をお願いします」と連絡するのも手です。それが嫌ならば、メルカリ事務局に連絡をして、取引を完了させてもらいましょう。購入者とのやりとりが発生しないので、気が引けてしまうということもありません。
出品者が困るのは、欲しい商品を売上金で買おうと思っている場合ですよね。売上金が入ってこないと計画が台無しになってしまうので、なんだか納得できない気持ちも分かります。解決策の1つは、「メルペイスマート払い」を使うことです。これは今月の購入代金を翌月にまとめて支払える、言ってみれば後払いのサービスなので、今売上金がなくても商品を買うことができますよ。
1位「値下げ交渉」について
値下げ交渉はメルカリの文化として認識されていますが、メルカリが発表している公式ルールではないので、スパッと断ることもできます。金額に関係なく値下げ交渉を避けたいのであれば、プロフィールや商品説明に「値下げ不可」と買いておきましょう。それでも交渉が来たら「プロフィールにあるように値下げはできかねます」と伝えればOKです。
極端な値下げ交渉が来ることもありますから、まずはそういう事例があると知っておくことは大切ですね。そうすれば、心して受けられるようになります。でも、極端に値段を下げてほしいという要望は出品者としても受け入れることができないので、「そこまでの値下げはできません」と断ってしまいましょう。
値下げ交渉でイライラするのは、相手が出品者の気持ちを考えていないと思うからですよね。メルカリへの手数料や送料の負担もあり、さらに値段を下げるとなると、出品者に入ってくる売上金は少なくなってしまいます。「こっちの身にもなってよ」というのが本音でしょう。その気持ちは当然ですから、否定する必要はありません。
とはいえ、イライラを相手にぶつけてしまうのは大人げないですし後味も悪いので、冷静に「値下げはできません」と伝えるのが最もスマートな方法といえます。
メルカリの出品者になると、何かしらモヤッとすることがあるでしょう。でも前もってその可能性を知っておけば、過剰に反応することもなくなります。モヤッとしたら、一度メルカリから離れてみて、後で対応するのも良い方法ですよ。
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