読書感想文は自分で書いた? 「姉のを写して入賞」なんてことも……!?
読書感想文は「自分で書いた」という人が92.2%でした。「読書感想文はコツさえ覚えればコンクールに入選できるので、何回か入選した(47歳女性/長野県)」など、読書感想文が得意という人もいれば、「泣きながらも自分で最後まで書き切っていました(22歳女性)」など、苦手だけど頑張って書いた人もいました。
「親や友人に書いてもらった」「その他」を回答した人からは、「いつも親に書いてもらっていた。その結果、市で賞を受賞することができた(30歳男性/兵庫県)」「兄がいたのでその兄の読書感想文を写したことがある(34歳女性/三重県)」「一度だけですが、姉がごみ箱に捨ててあった読書感想文の原稿をそのまま写して提出し、それが入賞してしまったことにはびっくりしました。申し訳ありませんでした(50歳女性/東京都)」など、うっかり賞をとってしまった人も!
文字数稼ぎ、感想文のリサイクル……宿題を乗り切る小技エピソード
「出来るだけ多く文字数を稼ぐため句読点を多用したり改行を駆使していました(38歳女性/宮城県)」「『とってもとっても』や『さらにさらに』など、同じ単語を2つ繋げて文字数を稼いでいたらしっかり指摘されました。その一年後、叔母から読書感想文のアドバイスで同じ単語2回重ねて使ったら文字数稼げるよと教えられました(24歳女性/大阪府)」「枚数をこなすため、なるべくひらがなでかいた(49歳女性/岐阜県)」など、文字数を稼ぐためのコツも集まりました。また、読書感想文を“リサイクル”していた人からは「書いた読書感想文は取っておき、翌年も同じものを清書して提出するという事を2、3年続けていました(42歳女性/沖縄県)」「3年間同じ本で読書感想文を書いた。読み直さなくていいしあの時はこう思っていたけど今思えば…となることもあるのでいい文が書ける。奇跡的に担当の先生が毎年違ったのでバレなかった(22歳女性/大阪府)」などの声が寄せられました。
「ホラーの感想文で微妙な空気に」「読書が好きになった」の声も
「私は読書感想文でホラーやミステリー系の本しか読んでなかったので、例えば感動する話や勉強になる話が多い中、授業で読書感想文を発表しているととても微妙な空気になりました(24歳女性/東京都)」「読んだ本の書き方に触発されて文体の癖がうつってしまい、先生に注意された(『バトル・ロワイアル』)(32歳女性/東京都)」「松本人志の『遺書』で読書感想文を書いた。題材としては異色だったと思う(40歳男性/富山県)」など、本の選択で目立ってしまうケースもあるようです。中には、「読書感想文のお陰で読書が面白くて図書館に通うようになりました(33歳女性/北海道)」「小さい時は読書が苦手でしたが、読書感想文のためにちゃんと読んでいました。読書が苦手でも読み始めると面白くなって最後まで読めていました。大人になった今では読書が大好きになっています(32歳女性/その他)」など、読書感想文を書いたことがきっかけで、読書が好きになったというコメントも寄せられました。
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