ワークマンの衣類は機能性が高く値段もお手頃なので、普段から愛用しています。季節を問わずに買っている中で、「こんな機能まで?」と思ったものがありました。それが生地に開いた針穴を自己修復する新素材「REPAIR TECH(R)」(リペアテック)です。2021年発売の防寒着に使われていましたが、2022年からはジャンパー、パンツ、シャツなど幅広い衣類に使われるようになりました。その中から、今回は「REPAIR TECH(R)超軽量スカート」をレビューします。
「REPAIR TECH(R)超軽量スカート」素材感は、ちょっとシワシワ
ワークマンの「REPAIR TECH(R)超軽量スカート」の素材はナイロン100%。店で見たときには、ちょっとびっくりしました。というのもシワシワだったのです。写真でも分かるかと思いますが、独特のシワがありますよね。買う前にスタッフの人に「このシワって……」と話し掛けたら「ああ、こういう生地なんです」と。「REPAIR TECH(R)」特有のものだと思ってよいでしょう。
ウエストはゴム。ベルトで調整もできる
「REPAIR TECH(R)超軽量スカート」はMとLの2サイズ。ウエストにはゴムが入っていますが、緩い場合はベルトで調整ができます。ベルトのバックル部分は片方が固定されていて、もう片方で長さを調整します。そのため、思いきりウエストを絞り込むのは難しそうです。1度試着をしてウエストの加減を確認した方がよいかもしれませんね。
実際に針穴を開けてみた! 「REPAIR TECH(R)」の実力は?
気になるのは「REPAIR TECH(R)」の針穴がふさがるセルフリペアー技術ではないでしょうか。どの程度の修復力なのか、実際に穴を開けて試してみます。穴のサイズは直径約0.9mmまで対応しています。
安全ピンを刺します。
穴が開きました。
この穴を指でこすります。10回程度グリグリとしました。
そうすると穴がふさがり、かなり目立たなくなりました。
こういった針穴程度ならよいのですが、大きな穴が開いたり破れたりしたら修復は難しいでしょう。ただし、素材自体の引き裂き強度が強化されているので、薄くても丈夫。アウトドアや作業にも使えます。
Lサイズ約170gの超軽量で足さばきも良い
「REPAIR TECH(R)超軽量スカート」は撥水機能付きで、多少の雨ならはじいてくれます。そして何よりもとても軽量。Lサイズで約170gなので、空気をまとっているように軽いのです。
裏地はついていません。そのため静電気が気になりますが、夏場、直接素肌に着用する分には足にまとわりつくことがなく、透け感もありません。比較的タイトなデザインなので、風が吹いたときに裾がめくれてしまうこともありません。
写真は身長160cmの女性がはいていて、足首から少し上の部分が出る程度の長さです。ある程度肌を隠せるのも、この長さのメリットですね。
「REPAIR TECH(R)超軽量スカート」は1900円(税込)です。筆者はダークグリーンを買いましたが、その他にベージュもありますよ。これから発売になる商品でも「REPAIR TECH(R)」が使われるかもしれません。楽しみにしたいと思います。
【おすすめ記事】
・ワークマンの「パウダミックアンクルパンツ」が超万能! リラックス感満載なのに外出時も使える
・ワークマンの「リラックスワンピース」はゆったりサイズで着心地抜群! 色によっては透け感に注意
・ワークマンの980円「シックソールサンダル」が超優秀! 厚底ふわふわで履きやすい
・ワークマンのランニングシューズってどう? 「マンダムフライギア」をウォーキングで使ってみた
・ワークマンの「ガウチョパンツ」が楽ちんすぎる! 風が入って涼しく、水もはじく優秀さ