男女546人に聞いた「パワハラだと思う行為」 2位「異性に対する差別発言」、1位は?

BIGLOBEが全国10~50代の有職者男女546人を対象に実施した「ハラスメントに関する調査」によると、パワハラ防止法によりパワハラは減ると回答した人は41.4%でした。減らないと思う人は「加害者が自覚していないから」といった理由を挙げています。

減らないと思う理由1位は「加害者本人が自覚していない」

「減らないと思う」と回答した人の理由を見ると、回答率が最も多かったのは「加害者がパワハラだと自覚しないから」(52.8%)でした。
 
減らないと思う理由は?
減らないと思う理由は?

次いで「被害者が言い出しづらいから」(36.6%)、「罰則が甘いから」(27.5%)と続きます。
 

ハラスメントだと思う行為と思わない行為TOP3は?

「ハラスメントだと思う行為」の例17項目を、「思う」「思わない」「どちらともいえない」の3つで評価してもらったところ、「ハラスメントだと思う行為」上位TOP3は、1位「性的な噂話を広げる発言」(71.4%)、2位「異性に対する差別的な言葉」(68.7%)、3位「外見や身体的特徴への発言」(66.7%)でした。
 
「ハラスメントだと思う行為」17項目
「ハラスメントだと思う行為」17項目

一方、「ハラスメントだと思わない行為」TOP3は、「ちゃん付け・くん付け」「妊娠した女性に対し、体を心配する発言」「歓迎会などの飲み会に誘う」となっています。



【おすすめ記事】
「パワハラを受けたことがある」7割弱。「暴言・侮辱」や陰湿な内容も明らかに
「1on1ミーティングでパワハラ」4割超が「ある」と回答。上司によって質に差も
管理職108人が「パワハラをしてしまった」と感じた場面。2位「長時間説教」「無視」、1位は?
職場でのハラスメント、2位「モラハラ」を抑えた1位は? 社内対策は十分?
40代パワハラ女上司が「今の子は軟弱」と喚いた理由が失笑モノで


【関連リンク】
プレスリリース

 
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

注目の連載

  • 世界を知れば日本が見える

    日本にとっても他人事ではない「中国スパイ」の脅威。フィリピン元市長の「なりすまし事件」から考える

  • どうする学校?どうなの保護者?

    【変化するPTA】学校に頼らない「PTA会費」の集め方はなぜ大事? 保護者以外からも“寄付”が可能に

  • ヒナタカの雑食系映画論

    『きみの色』がもっと尊くなる5つのポイント。あえてストレスを避けた「選択を肯定する物語」である理由

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    日欧の「給食指導」比べてみたら……日本は「周りに迷惑をかけない食育」になっていないか?