2位「子どもにとって適切な温度かどうか分からない」人は少し低め設定がコツ
子どもは体温が高いため、大人が快適だと感じる温度より少し低めに設定するのがおすすめだとしています。個人差はありますが、1〜2℃が目安です。さらに、子どもは目の水晶体がクリアなため大人以上に光の影響を受けやすいことから、寝室の照明を暗くしたり、15時以降の昼寝を控えるなど、子どもが寝やすい環境づくりも意識してみてくださいとのことです。
1位「電気代が気になる」人は快眠グッズの導入も検討する
三橋氏がおすすめする就寝時のエアコン設定温度は26〜27℃ですが、電気代が気になる人は28℃に設定し、一晩中稼働させる方法も提案しています。
霧ヶ峰PR事務局が三橋氏と共同で実施した実験によると、エアコンは「一晩中つけっぱなしの場合」と「入り切りを繰り返した場合」では、後者のほうが電気代は安くなります。しかし、切っている間に室温が約1.5〜2.5%上昇することが分かりました。
入眠時に合わせた寝具やパジャマの状態で室温がそれだけ上がると、暑さで目が覚めてしまい、睡眠の質を落としてしまう恐れもあるとのこと。節電と快適性を両立するために、28℃で一晩中稼働させながら、冷感寝具といった快眠グッズの併用を検討してみましょう。
背中の蒸れを防ぐ横向き姿勢での睡眠もおすすめしており、その際は抱き枕を使うと体の圧力が分散され、長時間眠れるそうです。