8月6日はハンサムの日!
日付が「ハ(8)ンサム(6)」と読めることから、2008年に公開された映画『ハンサム★スーツ』のPRの一環として制定されました。
今回はハンサムとイケメンの違いなど、「違いの分かる人」になれるハンサムの豆知識をご紹介します!
ハンサムってどんな人のこと?
ハンサムとは、英語のhandsomeのこと。古くは「手で扱いやすい」という意味でしたが、手ごろな、ちょうどよい、という意味合いから転じて「見栄えの良い」という意味になりました。
handsomeは、男性に対しての「顔立ちが整っている」や「紳士的」という意味だけでなく、女性に対しても「凛としている」、また人間以外の建物などにも「見事な」「堂々とした」といった意味でも使われます。
日本でも、同志社女子大学の基礎を作るなど功績を残し、綾瀬はるかさん主演の大河ドラマ『八重の桜』でも有名となった新島八重さんが、信念を曲げずに堂々と行動することから「ハンサムウーマン」と称されました。
「ハンサム」と「イケメン」の違い
イケメンとは、イケてるメンズの略。元々は女性向けファッション誌における、魅力的な男性を紹介するコーナーの名前でしたが、それが転じて魅力的な男性そのものを「イケメン」と呼ぶようになりました。
また、言葉の響きから「顔面(メン)がイケてる」という意味とも解釈されて、特に顔が魅力的な男性のことを指す言葉として広まりました。
このような経緯から、ハンサムは男性の整った顔立ちだけでなく、紳士的な振る舞い、また性別問わず凛とした美しさに対しても使われるのに対して、イケメンは女性にとって魅力的な顔立ちの男性に対してのみ使われるという違いがあります。
ただ、美男子の表現としてハンサムよりもイケメンが定着した結果、現在では「イケメンな対応」というように、顔以外のカッコよさを指しても使われるようになってきています。
いわば「イケメンのハンサム化」が起きていると言えるでしょう。
「ハンサムな顔」ってどんな顔?
ハンサムもイケメンも、男性の魅力的な顔立ちに対して使われることは共通していますが、それはどんな顔なのか?
心理学的には、男女ともにシンメトリー(左右対称)な顔立ちを魅力的に感じるとされています。
また近年では、男性が女性的な顔立ちの女性を好むのに対して、女性は中性的な顔立ちの男性を好むという研究結果も。
つまり「シンメトリーを感じるほど整っている中性的な顔」が、現代におけるハンサムな顔ということになります。
あなたの思う「ハンサム」はどんな人? この機会に、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
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