7月24日はテレワーク・デイ!


東京五輪中、首都圏では平時に増して交通の混雑が予想されたことから、開会式の日(2020年7月24日。のちに延期)にちなんで制定されました。


今回は「テレワーク」と「リモートワーク」の違いなど、違いの分かる人になれるテレワーク用語をご紹介します!
 

出典:いらすとや

 

「テレワーク」と「リモートワーク」の違い

テレワークとリモートワーク、現在ではどちらも同じく「自宅など職場以外での勤務形態」という意味で使われる場合が多いですが、そもそもの意味合いは違います。


テレワークの起源は、1973年にアメリカの物理学者ジャック・ニールズさんが、自宅からNASAの複雑な通信システム作業を行う自身の勤務体制を「テレコミューティング」と表現したのがはじまりとされています。

 

その後、同じくアメリカで2010年に制定されたテレワーク推進法において、職場以外の承認された場所から従業員が職務を果たせる柔軟な勤労形態と定義されました。


一方のリモートワークは、日本貿易振興機構の2020年のレポートによると、勤務先から地理的に離れていて、日常的に通うことが困難な従業員のこととされています。


このことから、テレワークは職場以外の柔軟な勤務形態、リモートワークは職場から地理的に遠い場所での勤務という違いがあります。リモートワークはテレワークの一種といえるでしょう。

 

「テレワーク」と「在宅勤務」の違い

こちらも同義として使われている場合も多いですが、本来は違います。


在宅勤務とは、文字通り自宅で勤務すること。1973年のテレワークの起源も同じく自宅での勤務でしたが、2010年に定義された際には、自宅に限らず、職場以外の承認された場所の勤務としています。


すなわち、飛行機や電車の中など、自宅以外での勤務もテレワークに含まれます。リモートワークと同じく、在宅勤務もテレワークの一種といえるでしょう。

 

「テレワーク」と「ノマドワーク」との違い

ノマドワークとは、遊牧民(nomad)のように、決まった職場を持たない働き方のこと。


フランスの思想家ジャック・アタリが2008年の著者『21世紀の歴史』で提唱した次世代のライフスタイル「ノマド」がはじまりとされています。


その後、日本では2012年にノマドブームが到来。オフィスに勤めるのではなく、携帯電話やパソコンなどのIT機器を駆使して、旅行先やカフェなどで働くスタイルとして広まりました。


テレワークとの違いは、サラリーマンではなく、フリーランスを前提としていること。場所や時間にとらわれない自由さが人気を集めました。


しかし、ブームの一方でノマドワーカーの象徴的な姿である「スタバでMacbookを広げる行為」がネット上で「ドヤラー」と称されるなど反発も起こり、2020年代においては「ノマドワーク」はあまり耳にしない言葉になりました。


コロナ禍をきっかけに普及したテレワーク。今後も勤務形態のひとつの選択肢として、働く人のために定着していくといいですね。



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