『ちむどんどん』第16週暢子の“大事な日”で案の定やらかす兄・賢秀に呆れ声「うんざり限界超え」「流星涼が気の毒」

NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』第16週のストーリーをおさらいしつつ、今後の見どころに迫ります。

2022.07.30

NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』第16週では、ヒロイン・暢子（黒島結菜）が和彦（宮沢氷魚）の母・重子（鈴木保奈美）に結婚を認めてもらおうと奔走。ストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントとともに今後の見どころを紹介します。

第16週「御三味（うさんみ）に愛を込めて」

和彦（宮沢氷魚）との結婚を決めた暢子（黒島結菜）は、母・優子（仲間由紀恵）、兄・賢秀（流星涼）、姉・良子（川口春奈）、妹・歌子（上白石萌歌）に報告。幸せいっぱいの2人でしたが、和彦の母・青柳重子（鈴木保奈美）は「結婚は許しません」と一言。重子は暢子の実家・比嘉家の状況を隅々まで調べ、「青柳家とはつりあわない。住む世界が違う」と頑として譲りません。重子は、暢子が仕事を続けることにも納得していない様子。

重子ぬきで話を進めようという和彦に対し、「諦めたくない」と暢子。なんとか説得しようと、手料理弁当を毎朝持参します。しかし朝は外食だという重子には食べてもらえず、お手伝いさんの波子（円城寺あや）との交流を深めていきます。

そんな中、暢子は鶴見の下宿で重子へ料理をふるまうことに。着替えるため部屋に戻っているほんの一瞬の間、競馬で負けて大荒れの賢秀が訪れ、暢子が腕によりをかけた料理を食い散らかしてしまいます。さらに間の悪いことに、そこに現れたのは和彦と重子。重子は気を悪くした上に呆れ顔で帰ってしまいました。暢子の幸せを壊す原因になったことに気づいた賢秀は肩を落とし、「ごめんな」と言い残して千葉の養豚場へと戻っていきました。

一方、沖縄では良子が夫・石川博夫とともに、教師の仕事を辞めずに石川家の嫁として認めてもらえるよう奮闘していました。石川家では代々、行事の際に「御三味」を作るのが女の仕事と言われた良子は、電話で暢子にアドバイスを受けながら徹夜で苦手な料理をし、石川の家に持参します。博夫は良子が仕事を続けることを認めないなら、今後一切、石川家の敷居はまたがないと宣言。すると、「よく言った」と祖母・ウシ（吉田妙子）。時代の変化に合わせていかなければという彼女の鶴の一声で、猛反対していた祖父や叔父は態度を翻し、良子は仕事を辞めることなく石川家の嫁として認められるのでした。

良子との電話でひらめいた暢子は、「御三味」を模した弁当を重子のために作ります。そこには和彦が母への思いを書いた手紙も添えられていました。「重子のことももっと理解したいし、自分と暢子のことも理解してもらいたい」――手紙を読んだ重子は、暢子が作った弁当にそっと箸をつけます。その味に顔をほころばせた重子は、「ちっともおいしくない」と評しつつ箸を進めるのでした。

案の定やらかした賢秀に非難殺到……役者・流星涼へ同情の声も

暢子と良子ともに、結婚して家庭に入ることを求められる中、各々の夢でもある仕事を続けたいという思いをつらぬいた第16週。

Twitterでは「博夫さんとおばあの言葉に涙が出た。あんな怖がりで臆病者の博夫さんがよく頑張った」「おばあ凄い！」など感動の声が上がる一方、案の定やらかした賢秀には「賢秀のドタバタはとっくの昔にうんざり限界超え」「賢秀の存在価値は、暢子の下位互換ってとこ？暢子がどんなに意味不明なことをしても、更にその上を行って視聴者の気を逸らす。おかげで不愉快が２倍に」「“本日貸切”の張り紙がしてある店に、入っていきなり、置いてある大皿料理を直箸で食べ始める賢秀。普通に悪質な営業妨害」「竜星涼君が気の毒に思えるくらい、賢秀酷い。いつまでもたっても大人にならん」などの辛口コメントが殺到しています。

第17週は「あのとき食べたラフテーの」。暢子が務めるリストランテ「アッラ・フォンターナ」に、以前勤めていた料理人の矢作（井之脇海）がやって来て、フォンターナでは大事件が発生。一方、フォンターナのオーナー・房子（原田美枝子）と鶴見の沖縄県人会会長・三郎（片岡鶴太郎）の過去も明かされます。さらに良子も東京にやって来て――。物語が錯綜する中、暢子と和彦は無事、重子に結婚を認めてもらうことができるのでしょうか？それぞれの“幸せ”の行く末に注目です。