『じぞ恋』最終話 “持続可能な恋”とは？タイトル伏線回収＆ラストにネット大絶賛「今期No.1」「マジで泣ける」

6月21日に放送されたドラマ『持続可能な恋ですか？』（TBS系）最終話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントを紹介します（画像出典：『持続可能な恋ですか？』公式サイト）。

2022.06.22

上野樹里さん、松重豊さんが父娘ダブル婚活に挑むドラマ『持続可能な恋ですか？』（TBS系）通称『じぞ恋』。6月21日放送の第10話で涙の完結を迎えました。最終話のストーリーをおさらいしつつ、SNSで話題のコメントを紹介します。

最終話のおさらい

颯（磯村勇斗）からプロポーズを受け言葉につまる杏花（上野樹里）は、颯がマレーシアに行く日までに返事をすると約束します。その現場を目撃した晴太（田中圭）は、帰りがけに出くわした颯から「もう遅い」と言われてしまいます。

杏花は、自分が本当に何を求めているのかを知るため、再び晴太に会うことにします。しかし、「どこにいても誰と居ても杏花さんが幸せならそれでいい」という晴太に何も言えず、杏花は「さよなら」と告げて立ち去りました。

一方、交際することになった明里（井川遥）から、杏花に挨拶をしたいから自宅へ行きたいと言われた林太郎（松重豊）。沢田家を訪れた明里と林太郎の仲睦まじい様子を見て、杏花は微笑みます。すると明里は、林太郎との結婚を許してくださいと頭を下げます。杏花は快諾し、林太郎と明里は晴れて結婚することに。

杏花は颯を呼び出し、結婚はできないと伝えます。昔から家族のように大切な颯を悲しませたくないのにごめんと杏花。颯は切なさを押し込めて笑顔を見せながら、林太郎の結婚式で親族席に座っちゃおうかなと冗談を言います。杏花は「うん」と力強く受け入れました。

そして林太郎と明里の結婚式当日。颯は晴太の元を訪れて杏花にプロポーズを断られたことを告げ、親族席の招待状を渡します。颯に背中を押された晴太は、杏花の元へと急ぎます。まさに新郎新婦の入場というその瞬間、会場に駆け込む晴太。一目散に杏花の元へ走り、「お父さんになってくれませんか」と言い出します。

思いがあふれて何を言っているのかわからなくなってしまう晴太。突然のことに戸惑いつつ、「わからないけどわかりたい」とまっすぐに晴太を見つめる杏花に、晴太は「普通じゃないくらい杏花さんが好き。僕と結婚してください」とプロポーズしました。「はい」と心をこめて頷く杏花にキスをし、2人は抱きしめ合います。あっけにとられていた林太郎は拍手の先陣を切り、改めて新郎新婦の入場へ。林太郎と杏花はグータッチで祝福し合いました。

林太郎と明里は、人前式で事実婚・週末婚を選んだとスピーチをします。確かなのは自分たちの今この瞬間の気持ちだけ。日々幸せを感じて生きていければそれだけで幸せだと林太郎は語ります。

そして1年後、杏花は晴太とともにヨガとカレーの店を営んでいました。接客する2人の脇で、虹朗（鈴木楽）はマレーシアにいる颯とリモートで会話をしています。失恋したという虹朗に颯は「持続可能な恋は、叶わなかった恋だけなんだよ」と言葉を贈りました。杏花はヨガレッスンで話します。「自然や時の流れに身を任せ、人に優しく生きていると、振り返れば自分らしい道みたいなものができてるんじゃないか。ありのままの今この瞬間を感じましょう」――。

晴太渾身のプロポーズ！幸せなラストにネット感涙

父娘のダブル婚活から始まった物語は、それぞれの形に合った幸せな結婚に行き着いて終幕しました。

Twitterではトレンド1位を獲得し、「『持続可能な恋ですか？』『持続可能な恋は叶わなかった恋だけなんだよ』ドラマタイトルの伏線を回収する不破颯…ハァ～～～（言葉にならない声）」「例えば晴太さんが颯に真実を教えてもらえず想いを伝えられなかったなら、颯よりもさらに持続する恋になったと思う。想いを伝えることで、結果がどうであれ想いに所在ができる」「最終回でたくさん出てきた『ちょっと何言ってるかわからない』。わからないけどなんか面白いな、愛おしいな、知りたいな、知らなくてもいっか楽しそうだし…愛………」「颯くん最後までいいヤツだった…晴太さんの元奥さんもいい人だった…じぞ恋マジでいい人しかいなくて泣ける…」など、さまざまな愛の形に思いを馳せる声が続出しています。

また、「物理的な意味だけじゃなくて、姿勢を正したり深呼吸したくなるドラマNo.1！」「最後まで心に染みる言葉がたくさんで、大切なことは何か、いろいろな事を考えさせられる素晴らしいドラマ」「役柄個々の心情描写とか、それを表現する巧い演出とか、一貫してすごく丁寧で良い脚本だった」など、本作への賞賛の声が殺到しています。