【虫が家に出ない秘訣3選】「高層階にはいない」「1匹いたら100匹いる」の噂もアース製薬さんに聞いてみた!

名前を出すのもおぞましい人類の敵、あの虫が家に出ない秘訣(ひけつ)が知りたい! 男女500人に聞いた家に出ない秘訣3選、さらにアース製薬さんに出やすい家の特徴や「高層マンションには出ない」といったうわさの真相も伺いました。


夏が近づいてきて、憂鬱なのは「G」をはじめとした虫が出てくること……!


名前を出すのもおぞましい人類の敵、あの虫と出くわす機会が増えてくる夏に向けて、家に出ない秘訣(ひけつ)が知りたい!


そこで今回、All About編集部では全国に住む10~60代の男女500人にアンケート調査を実施。 回答者から募った、虫が家に出ない秘訣3選をご紹介します。


さらに、アース製薬の有吉さんに出やすい家の特徴や「高層マンションには出ない」といったうわさの真相も伺いました!

 

秘訣その1 「薬剤を置いておく」

1番多かったのは「薬剤を置いておく」。答えた人からは、以下のようなコメントが寄せられました。


「夏が来る前、まだ涼しいうちからゴキブリの駆除剤を部屋の隅々に置いておく(40代・男性)」


「とにかく『ブラックキャップ』や『ゴキジャム』を毎年家のあちこちにしっかりと置くことです。サボった年は必ずと言っていいほど出てくるので、絶対に置くようにしています(40代・女性)」


「出ないように置き型の殺虫剤をばらまいておく。1年に一度総取り換えする(40代・男性)」


春から夏にかけての時期に仕掛けるという人も多く、まさに今が対策チャンスといえそうです。

 

秘訣その2 「清潔にしておく」

続いて多かったのは「清潔にしておく」。答えた人からは、以下のようなコメントが寄せられました。


「ゴキブリが出ないように、生ごみは必ずその日のうちに冷凍庫へ入れます。食べ物も放置せずしまいます(40代・女性)」


「ゴキブリとコバエ対策に水回りはできるだけ清潔にしています。(30代・女性)」


「掃除をすることはもちろんですが、物を減らして虫を見つけやすいようにすることも大切です(40代・女性)」


暑くなってくると気になる水回りや生ごみ。常に清潔にすることが重要なようです。

 

秘訣その3 「高層階に住む」

そして、意外と多かったのは「高層階に住む」。答えた人からは、以下のようなコメントが寄せられました。


「マンションの5階に住んでいる為、蚊やハエぐらいしか出没しない(40代・男性)」


「高層階に住むようにしています(30代・男性)」


「部屋を借りる時3階以上にする(40代・男性)」


高層階には出づらいといううわさを聞いたことがありますが、実践している人も多いようです。

 

アース製薬さんに聞いてみた!

最も多かった秘訣は「薬剤を置いておく」でした。そこで! 虫ケア用品最大手であるアース製薬の有吉立さんに、お話を伺いました。


――あいつが出やすい家の特徴ってありますか?


「食品や使った食器を夜まで放置している」「冷蔵庫の裏やコンロの下にごみや調理くずがある」「キッチンシンクやお風呂場にいつも水がある状態」などです。


ゴキブリの餌があるという状態はリスクが高いと思われますので上記に当てはまれば、要注意としてください。ゴキブリが生存するために必要な餌と水が家の中にある場合、これらを求めて家の中に入ってくるため、潜んでいる可能性が非常に高くなります。


――恐ろしい……! やはり水回りや生ごみの管理が重要なんですね。ちなみに「マンションの高層階には出ない」といううわさは事実でしょうか?


「マンションの高層階には存在しない」とは言い切れません。低層階よりは少ないと思いますが、宅配荷物や引っ越し時の荷物に付いて入ってきたり、エレベーターに乗ったり、排水管をつたって登ることもあると思われます。100%存在しないということはないでしょう。


――100%ではないんですね……! 他にも「寒い北海道にはいない」や、逆に「1匹見つけると100匹いる」という声も寄せられたのですが、本当でしょうか?


「北海道には存在しない」は誤りです。北海道の冬は寒いので、外では生息できないと思いますが、ビルや商業施設など、いつも暖房が効いている所では生息しています。


また「1匹見つけると100匹いる」ですが、家に出ることの多いクロゴキブリという種類は、1雌が一生の間に卵鞘(らんしょう)を20個程度産みます。卵鞘の中には平均24個の卵が入っているので、1匹見つけると100匹と言うのもあながち間違いではないかと思います。黒っぽくて、体長4mmほどの小さな幼虫を見つけたとしたら、近くに卵鞘があったということなので特に要注意ですね。


――もう嫌だ! これ以上聞きたくない……! 有吉さん、ありがとうございました。水回りと生ごみを清潔にして、ブラックキャップを置きまくります!



6月4日は虫の日ですが、アース製薬さんでは「虫ケア用品の日」と制定しています。「虫を殺す」というより、「人を守る」という想いのもと、虫ケア用品最大手のアース製薬さんでは「殺虫剤」を「虫ケア用品」と呼称変更しています。


※回答者コメントは原文ママです


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