ARINAが運営する幼児、小学生の保護者向けの教育メディア「おうち教材の森」は、中学生以下の子どもを持つ親200人(回答数174人)を対象に「子どもによく読んでいる絵本」について調査。ロングセラーから話題の絵本まで、早速ランキングを見ていきましょう!
第3位:だるまさんが(26人)
3位に選ばれたのは、だるまさんシリーズの『だるまさんが』(かがくいひろし作、ブロンズ新社)でした。0歳の赤ちゃんが声をあげて笑う「泣く子も笑う絵本」として乳児期から読み聞かせの定番となっている絵本です。「単純でわかりやすいストーリー」「リズムや絵が面白いらしく、毎回笑ってくれる」とコメントでも赤ちゃんの笑顔効果を報告する声が多く寄せられました。
第2位:ぐりとぐら(47人)
2位は、『ぐりとぐら』( 中川 李枝子作、大村 百合子絵、福音館書店)。知らない人はいないのでは、というほど有名な野ねずみのふたごのお話です。10カ国語に翻訳され、世界で親しまれています。
「昔からあって読んでもらった記憶もあるから」「自分も好きだったから」というコメントが寄せられているように1963年に出版されて以降、読んで育った世代が親になり、また子どもに読んであげるというように親子二代で愛読している方が多く、読み聞かせの定番です。読み聞かせの年齢としては、2~3歳頃のご家庭が多いようです。
第1位:はらぺこあおむし(66人)
ロングセラーが数多ある名作絵本の中でも1番人気だったのは、『はらぺこあおむし』(エリック・カール作、もりひさし訳、福音館書店)でした。コメントに寄せられた声も、穴の開いたしかけのページが「とにかく面白い」。美しい「全ての色合いが好き」、美味しいものの語彙が続くリズミカルな文体が「暗記するほど好き」といった並々ならぬお気に入り度が伝わるものばかり。
数字や曜日といった要素も盛り込まれ、年齢により次々新たな楽しみが見つかることもあり、0~3歳以上まで読み聞かせの年齢も幅広いようです。1969年から53年もの間、世界中でロングセラーを続けている『はらぺこあおむし』は、元祖知育絵本としてこれからもたくさんのご家庭でお気に入りになることでしょう。
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