ARINAが運営する幼児、小学生の保護者向けの教育メディア「おうち教材の森」は、中学生以下の子どもを持つ親200人(回答数177人)を対象に「親が子どもにおすすめしたい少年マンガ」について調査。気になるランキング結果を見ていきましょう!
第3位:『幽☆遊☆白書』(21人)
3位に選ばれたのは、『幽☆遊☆白書』。1990~1994年に『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、大人気を博した作品です。アニメ化、映画化、ゲーム化、ミュージカル化がされ、TVアニメ化25周年を迎えた2017年にはカフェとのコラボや各地でのイベント開催するなど今でも根強いファンを獲得しています。
「大人になってもう一度読みたいと思う」「ストーリーがわかりやすく、家族みんなで見ることができる」「子供の頃に好きだったため。現代の子供にも愛される漫画」といったコメントが寄せられた、親子で夢中になれる王道少年漫画です。
第2位:『ヒカルの碁』(37人)
2位は、『ヒカルの碁』。1999~2003年にかけて『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された囲碁を題材にした作品です。
囲碁という少年マンガとしては珍しい世界を描きながらも、小学生、中学生に囲碁ブームを引き起こすきっかけとなりました。2021年にはTVアニメ放送開始20周年を迎え、2022年には中国版実写ドラマヒカルの碁『棋魂』が配信開始され、話題になっています。
コメントには「読んでいるだけで頭を使いそう。知らず知らずのうちに頭の体操になっている気がする」「諦めない気持ちが学べる」「残酷描写がないし勉強にもなりそう」と面白いからというだけでなく教育の視点や子どもの知的好奇心への刺激に期待する声が多く上がりました。
第1位:『SLAM DUNK』(77人)
ダントツの票数で1位に選ばれたのは、『SLAM DUNK(スラムダンク)』。1990~1996年に『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載され、国内のシリーズ累計発行部数は1億2000万部以上といわれる大人気作品です。高校を舞台にしたバスケットボールを題材とし、中高生から人気に火がつき、TVアニメ化、ゲーム化もされました。
親世代からは、自分が熱中したという理由はもちろんのこと、「スポーツに打ち込む姿勢が学べる」「挫折や喜びを学べる内容」「チームワーク・団結力が養える内容」「スポーツマンシップを学び、子どもに心身ともに健やかに成長してほしい」といった親の願いを体現してくれる内容への熱い支持が多く見られました。
当時もTVアニメやゲームになり人気を博しましたが、2022年秋にもアニメーション映画が公開予定。本記事執筆の2022年5月時点で公式Twitterのフォロワーが24万人を超えていることからも、現在進行形の人気の高さが伺えます。
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