コロナ禍で進んだリモートワークの普及などにより、地方移住へのハードルが下がったと感じている人も多いのではないでしょうか。

それは自然豊かな場所で暮らすことや各自治体が取り組む地方移住支援の魅力的な内容に引かれる人々の背中を後押ししているのかもしれません。

認定NPO法人「ふるさと回帰支援センター」が行った地方移住に関するアンケート調査によると、2021年の移住相談者・セミナー参加者は4万9514件と過去最高の相談件数を更新。若者や女性の相談者も増えているということです。

では、人気の移住希望先はどこなのか、同センターの窓口相談者アンケートの結果をもとにランキング形式で紹介します。
 

山梨県の「新倉山浅間公園」から見た富士山と新緑

 

3位は、都内からアクセス良好、週末ワーケーションにも最適な「山梨県」

年齢別に見ると20~30代よりも40代以上の人気を獲得したのが山梨県。しかしながら、20~30代でも10位以内にはランクインしているランキング常連県です。

富士山の麓という自然豊かな環境。都内から近く、週末のみのプチ移住からはじめられる距離が人気の理由。各市町村も移住支援に力を入れています。
 

2位は、脱東京近郊思考で初のベスト3入り!「福岡県」

福岡県は、都会の利便性を持ちながら物価が安く、人付き合いの距離もちょうど良いといった理由からもともと暮らすのに人気のある県です。

SNSを活用した情報発信にも成功しており、福岡市の公式LINEのフォロワー数は全国1位、2020年度にはグッドデザイン賞を受賞しています。

2020年までは東京近郊の方が人気が高い傾向がありましたが、 2021年以降、移住先の希望が東京近郊以外にも広がりを見せ、初の2位獲得となりました。
 

1位は、富士山、茶畑……全世代から不動の人気を誇る「静岡県」 

富士山やお茶どころ、海の幸も豊富といった自然環境に加え、浜松市や静岡市など都内と変わらない利便性を持つ都市があり、田舎と都会のいいとこどりで暮らせると全世代から熱い視線を注がれている静岡県。

アンケートでは20歳以下から60代まで幅広い層から1位を獲得し、過去の統計を見ても2016年以降TOP3の常連であることからもその人気がうかがえます。

人気の秘密をひもとくと、市町と連携した移住フェアやセミナー、出張相談会等に力を入れており、開催数も多いことが分かります。SNSでの発信も活発で、静岡県内の魅力をさまざまな方法で伝えています。それらに触れた移住希望者が窓口に相談に来るという導線が結果を出しているようです。

同センターでは2020年以降、窓口相談以外にオンラインでのセミナーが増え、そちらでは1位は広島県。2位は愛媛県、3位は長野県と別のランキング結果が出ています。東京近郊に限らず移住先を探す人が増えていることがうかがえる結果となりました。



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