2023年3月に予定されている相鉄新横浜線・東急新横浜線(相鉄・東急直通線)開業まで、あと1年。3月31日に行われた車両撮影会では、東急東横線の車両基地に7社局の車両が勢ぞろいした。
14路線を結ぶ広大な鉄道ネットワークが誕生
相鉄の西谷駅から羽沢横浜国大駅、新横浜駅を経由して東急の日吉駅までの路線が完成すれば、相鉄本線・いずみ野線、東急東横線・目黒線に接続し、東京メトロ副都心線・南北線、都営三田線、埼玉高速鉄道、東武東上線まで直通運転を行う。
西武鉄道は相鉄線には乗り入れないものの、東急東横線には顔を見せる。実に7社局(局は東京都交通局=都営三田線)14路線を結ぶ広大な鉄道ネットワークを形成することになる。
これをPRするために、3月31日、東急東横線の車両基地である元住吉検車区に7社局の車両が勢ぞろいして、報道関係者向けの車両撮影会が開催された。車両の運用の都合もあって、こうした機会はめったに設定できないので、極めて貴重なイベントであった。
車両は、写真の左から、
1. 埼玉高速鉄道2000系
2. 東京都交通局6500形
3. 東京メトロ9000系(南北線用)
4. 東急電鉄3020系(目黒線用)
5. 相模鉄道20000系
6. 東武鉄道50070型
7. 西武鉄道40000系
いずれも、東急東横線・目黒線を走行する(予定の)車両である。
撮影会では、最初に相鉄と東急の現業長4人、それに東急線キャラクター「のるるん」、相鉄のキャラクター「そうにゃん」が3通りのポーズを決めてフォト・セッション。その後は、車両だけの撮影会となり、様々な角度から車両の並びを撮影した。
ほぼ1年後には、こうしたバラエティに富んだ車両を見たり乗ったりできるようになる。
開業に向け、今後もさまざまなプロモーション活動を展開する予定なので、楽しみだ。大いに期待したい。
取材協力=東急電鉄、相模鉄道
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