過去15年間で最も「サイバー攻撃」を受けた国ランキング! 2位「イギリス」、1位は?

NordVPN S.A.がまとめた、「過去15年間でハッカーに最も狙われた国トップランキング」によると、15年間で深刻なサイバー攻撃を受けた国3位はインド(32回)、2位はイギリス(58回)でした。1位および日本の順位と被害数は?

過去15年間で最も「サイバー攻撃」を受けた国は?(画像はイメージ)


VPNサービスを展開するNordVPN S.A.は、「過去15年間でハッカーに最も狙われた国トップランキング」を発表しました。

米国のシンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」が2006〜2021年の間に世界各国で発生したサイバー攻撃事案をまとめたリストを基に作成したもので、政府機関やハイテク企業、100万ドル以上の損失を伴うサイバー犯罪に焦点を当てたものとなっています。
 

早速、上位3つの国から見てみましょう。
 

トップはアメリカで198回、日本の被害数は?

調査によると、過去15年間で最も深刻なサイバー攻撃を受けた国の3位は「インド」で32回、2位は「イギリス」で58回、1位は「アメリカ」で198回でした。
 
過去15年間で最も深刻なサイバー攻撃を受けた国TOP3
過去15年間で最も深刻なサイバー攻撃を受けた国TOP3


4位にドイツ、8位にオーストラリアが入っており、こういった西側諸国は中国やロシアが支援するハッカーからの攻撃が集中しているものとみられています。
 

3位にランクインしたインドは、パキスタンとの間で続くカシミール領有権問題によって、互いにサイバー攻撃を行っていることが影響しています。
 

各国が受けた重大なサイバー攻撃の件数


2021年はじめに、Microsoft Exchangeメールサーバーへの大規模サイバー攻撃が発生した日本は11位にランクイン。被害回数は16回でした。インドと同様に他国(北朝鮮)との関係で、サイバー攻撃の標的となっているようです。
 

深刻なサイバー攻撃を受ける国には、互いに敵対する国家があり、支援するハッカー集団から多くの攻撃を受けている可能性が高いことが、今回の調査で分かりました。



>11位までの全ランキング結果を見る



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