社長が選ぶ「2021年の社長」ランキング! 3位「大山晃弘」、2位「孫正義」を抑えた1位は?

学校法人産業能率大学総合研究所は、従業員数6人以上の企業経営者を対象に、2021年の最優秀経営者についてのアンケートを実施し、「社長が選ぶ 今年の社長」として発表。そのランキング結果を紹介します。

学校法人産業能率大学総合研究所は12月3~6日、従業員数6人以上の企業経営者716人を対象に、2021年の最優秀経営者についてアンケート調査を実施。558件の有効回答を得て「社長が選ぶ 今年の社長」として発表しました。気になるランキング上位を見ていきましょう。
 

第3位:大山晃弘氏(36票)

3位に選ばれたのは、アイリスオーヤマ代表取締役の大山晃弘氏。アイリスオーヤマといえば、CMや売り場でその名前を聞く機会が増えた企業の1つではないでしょうか。生活のさまざまなシーンで、多くの商品にお世話になっているアイリスオーヤマ。
 

選出理由に、「顧客第一主義の素晴らしい商品開発と好業績の維持」「面白い商品を多数出し、CMも力を入れていて素晴らしい」などの声が聞かれました。
 

第2位:孫正義氏(65票)

2位にランクインしたのは、ソフトバンクグループ代表取締役会長兼社長の孫正義氏。孫氏は2年連続で2位となっており、2008年の調査開始以降、ただ1人連続でトップ10入り(しかもすべて3位以内)している記録を更新しました。選出理由には、世界規模の経営というスケールの大きさや、常にチャレンジする姿勢が挙げられています。
 

「人望も含めてワクワクさせてくれる」「物事をグローバルに考えて実行しているところと幅広い投資戦略」などが選出理由として挙げられました。
 

第1位:豊田章男氏(184票)

1位に選ばれたのは、トヨタ自動車代表取締役社長の豊田章男氏でした。2年連続、通算で3回目の1位に選ばれた豊田氏。水素エンジンなど時代の先を見据えた取り組みや、社会との共存を志向する経営理念を評価する声が多く聞かれました。
 

選出理由には、「時代の先を考えながら、地球環境に取り組む熱意」「カーボンニュートラル実現に向け、これまでの自動車開発の改革に加え、ウーブンシティの実証実験を開始するなど先頭に立って走り続けている」「エコカーの多面展開を実行しており、半導体不足の中でも生産水準を短時間で回復して半期1.5兆円の利益を確保した」などが挙げられています。



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