漫才日本一を決める大会、M-1グランプリ!
2021年大会、史上最多となる6017組を勝ち抜いた9組の決勝進出者がついに発表されました。今回は、その中でも決勝初進出となる5組をご紹介します!
過去に決勝を経験している4組についてはこちら
全組が優勝候補! 初決勝組
実は、M-1は決勝初進出が有利な大会。過去15回のうち8回という半分以上の割合で、初決勝のコンビが優勝しています。
漫才のスタイルが世間にバレていないので、新鮮に受け取られて爆発的なウケを巻き起こすからと考えられます。
そんな、全員が優勝候補ともいえる2021年初決勝5組を、エントリーナンバー順にご紹介します!
もも(吉本興業・大阪)
大阪NSCの同期で2017年に結成。翌2018年から3年連続で準々決勝に進出。正統派のしゃべくり漫才でありながら、2人の見た目を生かしたボケを交互に繰り出す、独特のスタイルを持つコンビ。
ちなみにエントリーナンバーは6で、1桁での決勝進出は史上初。「もも」の発音は、果物の桃と同じです。
真空ジェシカ(プロダクション人力舎)
3度の準々決勝敗退を経て、決勝に初進出。それぞれが慶應・青学在学中に出会い、コンビを結成。テレビ番組の学生芸人コンテストで決勝に進んだことをきっかけに人力舎がスカウト。
『AUN~大喜利コンビ王決定戦~』3連覇など、大喜利が強くシンプルにボケが面白いコンビ。アンタッチャブル以来17年ぶりとなる人力舎所属芸人の優勝が期待されています。
モグライダー(マセキ芸能社)
2017年から4年連続準々決勝敗退を経て、決勝に初進出。テレビ番組の企画『出川哲朗、狩野英孝に続く天然芸人の“原石”を探せ!』でも優勝を収めたともしげさんの天然なボケを、安定感抜群の芝さんがツッコむスタイル。
また、オールバックにだて眼鏡で気付かれにくいですが、芝さんは「隠れ超絶イケメン」としてもお笑いファンの間では有名。ついに世間にバレてしまうのか……!
ロングコートダディ(吉本興業・大阪)
3度の準々決勝敗退、2度の準決勝敗退を経て、決勝に初進出。コント日本一を決める大会、キングオブコントでも決勝経験のある今大会唯一のダブルファイナリスト。
コントと漫才を横断し、さらにネタによってボケ・ツッコミの役割も変わる変幻自在のコンビ。初のM-1決勝でどのようなネタをするのか、注目が集まっています。
ランジャタイ(グレープカンパニー)
3度の準々決勝敗退、2度の準決勝敗退を経て、決勝初進出。トガりすぎて東京NSC退学を言いわたされた伊藤さんを、面白いと思った国崎さんが追いかける形で自主退学したなど、数々のエピソードを持つコンビ。
奇想天外で型破りな漫才スタイルが特徴。昨年の「マヂカルラブリーは漫才じゃない論争」を超える論争が起きるかもしれません……!
M-1グランプリ2021は、12月19日(日)午後6時34分からABCテレビ・テレビ朝日系列で生放送。ぜひ観戦してみてはいかがでしょうか。
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