日本全国で、生活を送るうえで最もお金がかからない都道府県を知っていますか?
今回は、総務省が発表した「2019年全国家計構造調査」のデータをもとに、生活にお金がかからない都道府県ランキングを発表します。
1位は沖縄県
それでは結果を発表します。以下に示しているのは、2人以上世帯(勤労者世帯)の基礎支出(※)が安い都道府県のTOP3とその金額を整理したものです。
※基礎支出=「食料費」+「地代家賃+持ち家の帰属家賃」+「光熱・水道費」。
TOP3は以下の通りです。
1位:沖縄県 14万1120円
2位:鹿児島県 14万2091円
3位:長崎県 14万3340円
1位は沖縄県で14万1120円でした。TOP3はいずれも九州地方という結果になりました。TOP3の県で比較をすると、食料は沖縄県、住居は長崎県、光熱・水道は鹿児島県が最も安いことがわかります。
光熱・水道が3県とも1万円台と安いのは、日本の中でも温暖な地域で冬の間の暖房設備を使用する時間が少ないためと予想できます。
九州地方が多くランクイン
次に、食料、住居、光熱・水道のそれぞれについて、支出が少ない順にTOP5を確認します。
基礎支出全体で低支出1位だった沖縄県は、食料への支出がもっとも少ないことがわかります。光熱・水道の1位は大分県。2位は宮崎県がランクインしており、TOP5には九州地方の都道府県が多くランクインしていることがわかりました。
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【関連リンク】
・2019年全国家計構造調査「家計収支に関する結果」