リクルート進学総研は2022年3月卒業予定の高校3年生1万2271人を対象に、これから進学するであろう大学に対する調査を実施し「進学ブランド力2021」として公開。各大学に対する志願度や知名度、イメージなどを尋ねランキングしました。
本記事では静岡県、愛知県、岐阜県、三重県の4県（東海エリア）の女子高校生が「志願したい」大学ランキングTOP3を紹介します。（調査期間は2021年4月2～30日）
第1位：名古屋市立大学（8.4％）
東海エリアの女子高校生が選んだ「志願したい大学」1位は「名古屋市立大学（名市大）」でした。名古屋市瑞穂区に本部を置く名市大は、1950年に名古屋女子医科大学と名古屋薬科大学が統合し現在の体制に。医学部や看護学部をはじめとした7学部に約4000人の生徒が在籍する総合大学です。
看板学部が医学部、看護学部、薬学部で、これら3つの学部が揃っている大学は全国でも珍しく、ほかにも総合声明理学部などを有しており「地域」や「生命」に関わる分野に強い地域密着型の大学といったイメージです。同校の公式サイトをみると、看護学部や人文社会学部の女子生徒数が多く、反対に医学部や経済学部は男子生徒の比率が多くなっています。
第2位：名城大学（8％）
2位は「名城大学」でした。名古屋市天白区に本部を置く名城大は2021年現在、9学部・11研究科を有する中部圏最大規模の総合大学。生徒在籍数は約1万5000人です。看板学部として、中部地方では薬学部が有名でしたが、同校の赤﨑勇教授、天野浩元教授がノーベル物理学賞を受賞してからは理工学部への入学志望者数が増加。また、2019年には吉野彰教授がリチウムイオン二次電池の開発でノーベル化学賞を受賞し、研究開発分野で世界からも高い評価を獲得しています。
第3位：南山大学（7.5％）
3位は「南山大学（なんざん）」でした。名古屋市昭和区に本部を置く私立大学で、現在は8学部に約9200人の生徒が在籍しています。宣教師の手によって1932年に設立された「旧制南山中学校」を起源としたカトリック系大学で同じカトリック系である上智大学とは姉妹校関係。1960年から年に1度「上智大学・南山大学総合対抗運動競技大会」が毎年開催されています（新型コロナウイルス感染拡大防止対策中は除く）。
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出典：進学ブランド力調査2021（リクルート進学総研調べ）
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