東大生が子どもの頃に読んだ本は? 5人に1人が回答したジャンルは「地図」と「国旗」の本だった

現役東大生および東大生OBOGを対象に読書についてアンケートを行ったところ5人に1人が幼少期に「地図」に関する本を愛読していたと回答。回答した東大生が愛読していた「世界地図」「日本地図」「国旗の図鑑」。いま人気の地図本は? 最新事情を調べてみました。

なぜか夢中でハマる子も多い「国旗」の不思議な魅力

同じようなサイズの長方形の中に描かれたカラフルな色や模様。国旗には不思議な魅力がありますね。アンケートに回答した東大生も「国旗の本」を愛読書として挙げていました。

国旗にはひとつひとつ意味があり、その国ならではのエピソードや思いが込められています。「なんでこんな国旗なんだろう?」という素朴な疑問に答えてくれるのが『そんなわけで国旗つくっちゃいました! 図鑑』(主婦の友社)。国旗をとおして世界の国々の特徴を知ることで、地図とはまた違った記憶の残り方になりそうです。  めくったり並べたり、文字が読めない子でも夢中になってしまうカードタイプもいいですね。赤ちゃんたちに大人気の戸田デザイン研究室のリングカード・シリーズ。その国旗編『リングカード・せかいじゅうの国旗』(戸田デザイン研究室)は大人気カードシリーズの雰囲気そのまま、丸いフォルムが絶妙な可愛らしさに癒されます。
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%81%9B%E3%81%8B%E3%81%84%E3%81%98%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%AE%E5%9B%BD%E6%97%97-%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA-%E6%88%B8%E7%94%B0-%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%97/dp/4924710741/ref=sr_1_19?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E5%9B%BD%E6%97%97&qid=1626229058&s=books&sr=1-19
リングカード・せかいじゅうの国旗』(戸田デザイン研究室)
 

大人も楽しめる! 飾っておきたいほど美しい地図やかわいい絵本

世界各国で翻訳されている大人気の絵本『マップス 愛蔵版 新・世界図絵』(徳間書店)。世界的ベストセラーとなった『マップス: 新・世界図絵』(徳間書店)がボリュームアップして“愛蔵版”となりました。  ポーランドの絵本作家夫妻によって描かれた美しいイラスト動物や植物、建築物や歴史まで、世界の情報がぎっしりと詰まっていてもりだくさん。読み聞かせから1人読みまで、時間をかけてゆっくりと楽しみたい種類の本です。

地図ではありませんが、世界とはじめて出会う小さい子になら絵本を併用してもいいかもしれません。我が家では『世界とであうえほん』(パイインターナショナル)を愛読しました。 
『世界とであうえほん』(パイインターナショナル)
世界とであうえほん』(パイインターナショナル)
 

リビングにひとつ置いておきたい地球儀

地図本とあわせて、ひとつは持っておきたいのが地球儀。国境も国名もない地球儀として話題騒然、いま大人気となっているのが『ほぼ日のアースボール 地球の「今」がリアルタイムに見える、国境のない地球儀』です。  スマホやタブレットをかざすと、世界の基本情報はもちろん、気温や天気といったリアルタイムの情報も見ることができるすぐれものです。まさに地球そのものが家にあるようなワクワク感。これから小学生になるお子さんへのプレゼントにはもちろん、すでにアナログ地球儀を持っている家庭でも買いたくなる進化系地球儀です。



ワクワク、楽しい気分で触れたい地図や地球儀。社会という教科の枠にとらわれず、地図から広がる世界の面白さを子どもたちに伝えてあげたいですね。


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