JR東日本「駅別乗車人員」ランキング! 3位「横浜駅」、2位「池袋駅」、1位は?【2020年度】

JR東日本が公開した「2020年度駅別乗車人員等のデータ」によると、乗車人員が多かった駅1位は「新宿駅」、2位は「池袋駅」、3位は「横浜駅」。新型コロナの影響により、上位のほとんどの駅が前年比20~40%減少しました。

JR東日本は7月9日、「2020年度駅別乗車人員等のデータ」を公開しました。
 

利用者の現状や推移を広く知ってもらう目的で同社が毎年集計しているもので、駅別乗車人員のほかに新幹線駅別乗車人員や路線別、平均通過人員推移グラフといったデータも公開しています。本記事では、駅別乗車人員の上位ランキングを紹介します。
 

JR東日本2020年度駅別乗車人員(上位3駅抜粋)
JR東日本2020年度駅別乗車人員(上位3駅抜粋)
 

第1位:新宿駅

1位は2019年と同じく「新宿駅」です。定期乗車人員は約29万人、定期外乗車人員は約18万5000人でした。合計の乗車人員数は、前年比で38.5%減。40%近い落ち込みとなっています。
 

第2位:池袋駅

2位は「池袋」でした。こちらも、前年と同様の結果です。定期乗車人員は約24万人、定期外乗車人員は約13万7000人。前年比は32.6%減です。
 

第3位:横浜駅

3位は昨年4位だった「横浜駅」。昨年3位の「東京駅」と順位が入れ替わる形となりました。定期乗車人員は約19万5000人、定期外乗車人員は約9万5000人。前年比は30.8%減となっています。


>20位までの全ランキング結果を見る

 

2020年度は、新型コロナによる外出自粛やリモートワークといった生活様式の変化が大きく影響した結果となりました。上位10駅は緊急事態宣言区域に入ることが多かった首都圏がほとんどですが、乗車人数前年比マイナス30%以上が7駅、うち40%以上が2駅となっています。
 

2019年度のデータをみると、上位10駅の前年比(2018年度と比較)はほとんどが1%前後となっています。新型コロナのインパクトがどれほど大きかったかが、こうしたデータからも分かります。


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【関連リンク】
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