横浜・関内エリア「マリナード地下街」にあるデイリーヤマザキには、同店でしか売っていない、焼印付きの「マリトッツォ」が販売されています。あふれんばかりのホイップクリームが詰まったマリトッツォのおいしさの秘密と、焼印に描かれているこの女性のキャラクターは誰なのか、取材してきました。(画像はすべて筆者撮影)
焼き立てパンを販売するコンビニが関内駅の地下街に
デイリーヤマザキ 横浜マリナード地下街店は、横浜市営地下鉄 関内駅の馬車道側の出口近くにあります。山崎製パンの運営するコンビニエンスチェーンで、店内で焼き上げたパンを販売しているのが特徴です。
2021年6月上旬に発売となったマリトッツォは、連日大人気。毎日、店内の厨房で手づくりされており、11:00ごろ店頭に並びます。
店内の厨房で一つひとつ手作業で焼印を
最後の仕上げとなる、焼印をつけるところを撮影させてもらいました。マリトッツォはクリームたっぷりで表面がまんまるなので、焼印をつけるのにコツが必要なのだとか。コテを押し付けるのがやさし過ぎると薄くなってしまい、押し付けすぎるとパンが凹んでしまうそう。
あふれるホイップクリームがたまらない!
濃い卵色のブリオッシュ生地の中に、オレンジジャム(=マーマレード)、カスタード、北海道産生クリームを使用したホイップクリームがサンドされています。
一口ほおばると、ふんわりやわらかなホイップクリームが口の中にあふれます。軽くて甘さは控えめ。ホイップクリームの下からは、ほんのり甘いカスタードとオレンジジャムが現れます。ブリオッシュ生地のふんわりとした軽い食感ともマッチ。店内で焼き上げるパンは、ひと味違います。
意外なことに男性にも人気で、リピーターも多いそうです。一度に作られるのは8個。売れ行きを見ながら、1日3回(計24個)販売されています。
マリナード地下街のキャラクター・マリ子さんとは
この焼印の女性は、マリナード地下街のキャラクター・港マリ子さん。2017年にマリナード地下街40周年を機に、夫の航平さん、娘のかもめちゃんとともに、愛してやまない「イバカン(=伊勢佐木町、馬車道、関内の頭文字をとったネーミング)」エリアの案内役をつとめています。
・twitterで情報発信中:https://twitter.com/Marikoppe1977
デイリーヤマザキと共同で開発したパン「マリ子くりぃむぱん」がデビューしたのも2017年。2018年にはコッペパン「まりこっぺ」、2020年には「マリ子あんぱん」、2021年には「マリ子のプチ贅沢食パン」が登場。
全国のデイリーヤマザキでは、文字の焼印を付けたパンを販売している店舗はありますが、キャラクターの焼印を使っている店舗は「聞いたことがないです」と、デイリーヤマザキの担当者。デイリーヤマザキ 横浜マリナード地下街店だけの、マリ子さんの焼印がついたパンを味わってみてください。
・マリナード地下街 http://www.marinard.co.jp/
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