Z総研は、全国12~25歳の若者237名を対象に、職業に関するアンケートを実施しました。調査は5月11~18日の期間にインターネット上で行われ、その結果、Z世代と呼ばれる若者が生き方の参考にしているのは、「母親」に次いで「インフルエンサー」が多いことが明らかになりました。
将来やりたいことが決まっているZ世代は約8割!
「将来やりたいこと、なりたい職業が決まっているか」について尋ねたところ、「決まっている」「なんとなく決まっている」との回答が合わせて78%と、半数を大きく上回るZ世代が将来の夢を持っていることがわかりました。
「母が看護師なので、もともと医療系には関心があって、小さな頃から憧れは持っていました。血が苦手で、看護師になることに迷っていた時期に、実際に祖母がお世話になったリハビリに携わる方の働き方をみて、自分もその仕事に就きたいという夢に繋がりました」とのコメントが寄せられています。
生き方の参考にしている人1位は「母」、2位は「インフルエンサー」!
「誰の生き方を参考にしているか」を尋ねたところ、最も多かった回答は「母」で36.7%。次いで「インフルエンサー」が15.6%と、「父」の5.1%を大きく上回る結果に。
インフルエンサーについて、「自分の考えをしっかり持っていて、やりたいことをやり抜く強さに憧れます。実際に自分の意見をしっかり伝えられるように変わろうと思うきっかけももらいましたし、情報発信にも興味を持ち、あるコスメブランドのアンバサダーにもなることができました」とのことでした。
Z世代はインフルエンサーを職業だと認識!
「インフルエンサーは職業だと思うか」について尋ねると、「YouTuber」に関しては97.2%が「職業だと思う」と回答。次いで、「ライバー」が56.5%、「Instagramer」が54.4%と半数以上のZ世代が「職業だと思う」と回答しました
反対に、「ツイッタラー」と「TikToker」では「職業だと思わない」割合のほうが高く、SNSによって認識に違いがあることがわかりました。
具体的には、「YouTubeは投稿した動画のほとんどが収益に関係し、実際にYouTuberの方は撮影から編集まで自分でやっている方がほとんどなので、一番仕事してる感があるSNSだと思います。ライバーは投げ銭機能があって、結構お金をもらっているイメージがあるので職業だと思います。TwitterやInstagram、TikTokは普段の投稿自体には収益が発生しないと思うので、職業のイメージがあまりないですね。#PRで投稿しているものはお金が発生しているとは思うのですが。」とのコメントが寄せられました。
収益が目に見えるSNSで活動しているインフルエンサーは、職業としての認識が定着し、Z世代の生き方の参考になっているようです。
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