旧帝大→外資コンサルで「年収1000万」も26歳で崩壊……“親の期待”に応え続けたエリートの告白

進学校→旧帝大→外資コンサル。年収1000万のエリートが26歳で崩壊した理由は「親の期待」だった? 1万人以上の相談に乗る心理カウンセラーが、受験期の子どもの意思を尊重し、成長し続ける子を育てるヒントを語る。

「行きたい」より「行かなきゃ」。受験を左右する2つの動機 

「私にとって受験とは、『親の価値観に沿ったレールに乗ること』だったんです。もちろん、受験そのものを否定しているわけではありません。勉強したことや進学したことで得たものもたくさんあります。ただ、大事なのは『何を動機に選んでいるのか』だと思うんです」

動機には、自分の内側から「自分がそうしたい」と思って動く「内発的動機」と、外からの力によって「やらなきゃいけない」と動く「外発的動機」があります。

受験も、本人が「この大学に行きたい」と思っているのか、それとも「大学に行かなきゃ」「親の期待に応えなきゃ」と思っているのか。そこは一度、じっくり考えてみる必要があります。

「高校生の私に、『親の期待に応えなくても大丈夫だとしたら、何をしたい? 誰になりたい? そもそも大学に行きたい?』と聞いたら、どう答えたんだろうと思います」

「勉強しない」「進路が決まらない」それは誰の不安か?

受験生の保護者からよく聞かれるのが、「子どもが勉強しない」「進路が決まらず不安」といった悩みです。そこで亀井さんが伝えているのが、「その不安は誰のものなのかを分けて考える」ことです。

「子ども自身が困っているのか。それとも、進路が決まっていない子どもを見て、親が不安になっているのか。この2つは別なんです」

親自身の不安なら、子どもに解消を求めるのではなく、自分で向き合う。ただし、その気持ちを伝えることは構わないといいます。

「『あなたの進路が決まっていなくて、私は不安になっている。でも、これは私の不安だから自分で向き合うね。あなたは決めたいタイミングで決めたらいい』と伝えるような親の在り方が、結果として自発的なモチベーション(内発的動機)を引き出します」
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挫折に強い自信を育む「安心感」の作り方
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