※本記事で紹介している商品の購入やサービスの利用により、売上の一部がオールアバウトに還元されることがあります。
反応すれば、相手に「快感」を与えてしまう
もし、貴方が相手のマウントに気づいてしまったとしても、決して反応してはいけません。反応した瞬間に、相手に「つけ込む隙」と「ドーパミン(快感)」を与えてしまうからです。
マウントしたのに貴方がキョトンとしている、あるいは全く別の話題にすり替えられる。この「肩透かし」をくらったとき、相手は強烈な不満を覚えます。
「攻撃したのに、手応えがない。なんてコストパフォーマンスの悪い人間だ」
そう確信したとき、相手は次のターゲットを探しに、貴方の前から去っていきます。
マウンティングは、いわば根比べです。
相手が「気づくまでやってやる」と固執してくることもあるでしょう。しかし、相手が費やすコスト(時間とエネルギー)に対し、貴方から得られるリターン(貴方が示す屈辱や動揺)がゼロであれば、いずれその計算は破綻します。
著者:中野信子(脳科学者、医学博士、認知科学者)
東京都生まれ。東日本国際大学特任教授、京都芸術大学客員教授、森美術館理事。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。フランス国立研究所ニューロスピン勤務を経て帰国。脳や心理学をテーマに、人間社会の事象を科学の視点から解説する。



