「申し訳ございません」の大安売りは“敗北宣言”
無意味な「謝罪」という敗北宣言を今すぐやめましょう。
私たち日本人は、火種を取り除こうとしてつい「申し訳ございません」などという言葉を大安売りしてしまいます。しかし、これは国際社会においては「私は攻撃されても文句は言いません」という白旗を掲げたも同然の行為です。
パリジェンヌに、待ち合わせに遅刻した理由を問い詰めてご覧なさい。
「10分が『遅刻』? 冗談でしょう。地下鉄が時間通り来ないのはこの街の風物詩ですよ。そんなこともご存じないなんて、貴方はどんな田舎から来たんですか?」
自分の非すらも「相手の無知」へとすり替える。この圧倒的な強気は、失うものがないヤンキーの蛮勇ではなく、自分の尊厳を1ミリも明け渡さない、気高いレディの自衛術なのです。
無礼な相手に「身の程を知れ」と告げる
かつて、私が居合わせた場面で放たれた強烈な一言を、すべての人は胸に刻むべきでしょう。
「その顔で、よく私にセクハラしようと思いましたね?」
もちろん容姿を侮蔑した言葉ですから、現代では使用に細心の注意を払わねばなりません。
けれども相手はそれ以前に、すでにこちらの尊厳を踏みにじる行動をしてしまっている。これは、この私に無礼を働いている「鏡に映った醜い己の姿」を直視せよ、という「静かな警告」です。
私たちは、自分に対して無礼を働く者に対し、即座に「身の程を知れ」と告げる自由を行使してもよいのです。



