松村北斗の“怪演”が話題の『告白』は何が面白い? 狂気の主人公がなぜか“純真な青年”に見えるワケ

松村北斗さんが主演を務めるドラマ『告白-25年目の秘密-』(日本テレビ系)が、面白いと話題を集めています。そこで今回は、『告白』の演技を中心に、松村さんの俳優としての魅力を解説します。(サムネイル画像出典:『告白』公式Instagram)

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どんな役でも自然体で完璧に演じる「松村北斗」

今回、『告白-25年目の秘密-』で爽太を見事に演じている松村さんですが、俳優として常に演技が注目されてきました。まず、実力が広く知れ渡ったのは、2019年放送の『パーフェクトワールド』(関西テレビ・フジテレビ系)でしょう。同作で松村さんは、義足で生活する渡辺晴人を担当。晴人は明るい性格のムードメーカーながら、不安や焦りを心に秘めている難しい役となりました。松村さんは晴人を繊細に演じ、高評価を得ています。
2021年には、NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で雉真稔を演じ大人気となります。稔は実直で真摯(しんし)な考え方を持つ好青年で、端正なルックスを持つ松村さんがハマり役に。むなしくも戦死するのですが、SNSでは“稔さんロス”を訴える視聴者が続出するほどの人気キャラクターに仕上げました。

近年の実力作は? 出演作に“ハズレなし”

近年では、2023年放送の『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系)で、なにわ男子の西畑大吾さんとダブル主演を担当。人の気持ちが理解できず、傍若無人な言動を繰り出す変人の探偵・御殿場倒理を魅力たっぷりに演じました。
 
そして、2024年公開の映画『夜明けのすべて』では、パニック障害を抱え、生きがいも気力も失って生きづらさを感じている山添孝俊をリアリティーのある演技で熱演。ヒットドラマ『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)では、無愛想で変わり者の天才エンジニアでありながら、さまざまな葛藤を抱えるシングルファーザーの楠見俊直を好演して絶賛を浴びました。 2025年公開の映画『ファーストキス 1ST KISS』は、過去と現在を行き来する作品。主人公の夫・硯駈を丁寧に演じています。同作は、松たか子さん演じる主人公の硯カンナがタイムスリップし、事故で亡くした夫と再び恋に落ちるラブストーリー。名優である松さんと感動的なシーンを連発し、俳優としての実力を見せつけています。
 
このほかにも、アニメ映画『すずめの戸締まり』での声優業や『九条の大罪』(Netflix)で演じた烏丸真司など、魅力ある演技をさまざまな作品で見せてきました。「松村さんが出演する作品にハズレなし」の状態となり、若手俳優として存在感を発揮しているところです。 これまでさまざまなキャラクターを演じてきましたが、『告白-25年目の秘密-』で担当する爽太は、かつてない難しい役になっています。現時点では、危険人物なのか善良なヒーローなのかも分からない状況で、松村さんの怪演とともにストーリーも気になる作品です。数々の名作で、見ている人を虜(とりこ)にする表現力の高さを披露してきた松村さん。『告白-25年目の秘密-』をどんな名作ドラマに仕上げてくれるのか注目しましょう。
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ゆるま 小林
この記事の執筆者: ゆるま 小林
元テレビ局スタッフ
長年に渡ってテレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。その後、フリーランスの編集・ライターに転身。芸能情報に精通し、週刊誌、ネットニュースでテレビや芸能人に関するコラムなどを執筆。編集プロダクション「ゆるま」を立ち上げる。 ...続きを読む
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