チップ不要、ぼったくりとも無縁で安心
日本では本格運用が開始されていないため、今回初めて無人タクシーに乗車した筆者。第1に感じたメリットは、金額面です。アメリカではタクシーでもチップ文化があることから、運賃の15~25%程度のチップを請求されることが多々ありますが、無人タクシーは距離料金となるため、チップを支払う必要がありません。円安で苦しむ中、かなり大きなメリットの1つだと感じました。
海外旅行のタクシートラブルで起こりがちな「ぼったくり」とも無縁。乗車時点で料金が決まっているため、乗車中に「遠回りされてぼったくられているのでは……」と心配する必要がないのもうれしいポイントです。
また、アメリカでは運転の荒いドライバーに当たって車酔いしてしまうこともありましたが、無人タクシーはかなり安全運転を徹底しているため、車酔いに悩まされることもありませんでした。
「現地人からあまり評価されていない」理由とは
「もうこの世のタクシー、全部これでいいのでは?」と思っていたのもつかの間。何度か乗車する中で、現状の運用や技術の限界も感じました。まず、現在の運用では、移動できる範囲がかなり限られています。例えばZooxは先述したようにラスベガス内の14カ所でしか乗り降りができません。Waymoもサンタモニカ、ハリウッドといったロサンゼルスの中心地では利用可能ですが、ロサンゼルス国際空港やアナハイムは利用対象外となっており、空港からの移動など、需要が多いであろう場所で使用できないのは少し残念に感じました。
また、無人タクシーでは高速道路の使用ができず、同じところへ行くにもUberの2倍以上時間がかかるということもありました。
日本では、Waymoとタクシーアプリ・GO、日本交通がパートナーシップを結び、2025年4月より東京都心7区(港区、新宿区、渋谷区、千代田区、中央区、品川区、江東区)で試験運行を実施中。本格運用に向けて調整を進めています。
まだまだ課題はありつつも、移動手段に大きな変化をもたらすであろう無人タクシー。日本での導入に向けた今後の動きに注目したいですね!
この記事の執筆者:
守屋 りさ
All About ニュースの編集者。エンタメ、グルメ、デジタルなど幅広いコンテンツの企画・編集に携わり、現在は広告運用やSEOなどメディア運営も担当。好きなものはおいしいごはんと散歩、アイドル。
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