「女子枠はSAPIX出身集団」東京科学大学の一般選抜組の学生が語る、批判集まる入試の実態

大学入試の「女子枠」設置に「不公平だ」と批判が集まるなか、定員の10%以上を女子枠にする東京科学大学。一般選抜で合格した現役女子学生が目撃した学内のリアルとは?(画像出典:PIXTA)

「楽して合格」の批判に傷つくお嬢様たち

「SNSでは『女子枠の子たちは楽して大学に入っている』と叩かれていますが、実際にはその逆じゃないかと思います。『小学校の頃からそこまで勉強して、なぜ私と同じ大学!?』と感じてしまうほどです。

私なんて小学校の頃は毎日、公園でヤモリを捕ったりゲームをしたりしていました。中学3年の夏からようやく塾に通って高校受験をして、大学受験も直前期しか塾に行っていません。大学の同級生男子もオール公立なので、小学校から塾に通っていた子なんてほとんどいませんしね」

そのため学内では、自分の立ち位置を「塾漬けお嬢様たちに寄り添う庶民」と捉えているそうです。

女子枠で入学した学生は育ちがいい分、幼いのでケアを気遣う場面もあり、大変さを感じるそうです。
 
今回は東京科学大学へ一般選抜で入学した女子学生ヤスダさんが「女子枠合格者陣」との出会いによるカルチャーショックについて紹介しました。

中学3年と高校3年の受験直前期しか塾に通っていない自分からすると、「女子枠入学組は、幼い頃から勉強をしてきたエリートに見える」とのことです。

次回は、なぜヤスダさん自身は女子枠を利用しなかったのか、その理由について掘り下げます。
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この記事の執筆者:佐藤れん プロフィール 
受験業界に身を置く教育ライター。専門はジェンダーと大学受験。かつては大学の非常勤講師をしていたことも。
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