福島県南会津郡下郷町にある「会津湯野上温泉」は、奥会津から会津若松へと流れる大川流域に広がる、素朴でどこか懐かしい山あいの温泉地です。会津鉄道の「湯野上温泉駅」に降り立つと茅葺き屋根の駅舎が出迎えてくれ、まるで故郷に帰ってきたかのような温かい情緒に包まれます。
この温泉郷の最大の特徴は、全国的にも珍しいほどの圧倒的な湯量です。「猿湯」「上ノ湯」「姥湯」「館ノ湯」など8カ所の源泉が点在し、毎分約3000リットルものお湯が湧き出ています。
泉質は肌に優しくなめらかな単純温泉で、さらさらとした心地よい肌触りから「美肌の湯」「美人の湯」として広く知られています。
渓谷沿いには野趣あふれる川原の野天風呂もあり、美しい自然の営みに感動しながら、日常の喧騒(けんそう)を忘れてゆったりと心身をリセットするのに最適な名湯です。
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「会津湯野上温泉」周辺には何がある?
会津湯野上温泉の周辺には、大自然の神秘や歴史の息吹をダイレクトに体感できるスポットが数多く存在しています。温泉街から車で10〜15分ほどの場所には、江戸時代の宿場町の街並みを今に伝える「大内宿」があります。茅葺き屋根の民家が街道沿いにずらりと並ぶ光景は、江戸時代にタイムスリップしたかのような感動を味わえます。
また、近くには約100万年という膨大な歳月の浸食作用が奇観の断崖を生み出した天然の芸術「塔のへつり」や、山肌のすき間から一年中冷風が吹き出す不思議な国の天然記念物「中山風穴」、野鳥や草花の宝庫として知られ静かな散策が楽しめる「観音沼森林公園」など、見どころが満載です。
地元の食材を活かした絶品グルメや名産品もおすすめです。湯野上の山の幸を知り尽くした宿や食事処では、新鮮な山菜やきのこ料理、打ちたての風味豊かな手打ちそばやそば懐石が味わえます。
また、会津伝統の郷土料理である「桜刺し(馬刺し)」や「桜鍋」、郷土料理の「しんごろう」、じっくりと焼き上げられた川魚の塩焼きなどは、酒どころ会津の旨い地酒との相性も抜群です。歴史散策と美食を組み合わせたぜいたくな旅のルートを存分に満喫できます。
「隠れ家の雰囲気」
これまでにAll About ニュース編集部が実施したアンケート調査では、下記のような評価が寄せられています。「山々を眺めながら風呂に入りたい」(40代女性/埼玉県)
「温泉宿に泊まって馬肉料理を食べてみたい」(40代男性/神奈川県)
「会津を観光がてら冬の寒い時期に温泉巡りして温まりたい」(40代男性/東京都)
「渓谷沿いにあるので隠れ家の雰囲気。お忍びで来ているというミステリアスな気分を堪能できる温泉」(50代/大阪府)
※All About ニュース編集部が実施した「冬に行きたい温泉地」に関するアンケートより抜粋(調査期間:2026年1月14~15日、回答者250人)「茅葺き屋根の駅舎や渓谷の景色など、温泉地までの道のりそのものが旅情を感じさせてくれる点に魅力を感じました。雪に縁取られた里山の風景と素朴な温泉街の空気の中で、ゆっくりと時間が流れる冬の滞在を楽しみたいです」(30代女性/沖縄県)
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