福島県福島市にある飯坂(いいざか)温泉は、東北地方有数の古湯であり、宮城県の鳴子温泉、秋保温泉とともに「奥州三名湯」のひとつに数えられる名湯です。
その歴史はとても古く、2世紀頃には日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の折に、また1689年には俳聖・松尾芭蕉が『奥の細道』の途中に立ち寄ったと伝えられています。
温泉街のシンボルである「鯖湖湯」は、日本最古の木造建築共同浴場を再現した建物で、明治時代の風情を今に伝えています。
泉質はアルカリ性単純温泉で、無色透明でさらさらとした肌触りが特徴。そして、飯坂温泉の大きな特徴のひとつが「お湯の熱さ」です。街に点在する9つの共同浴場では、地元の人々に愛される伝統的な熱めの湯加減を体感でき、旅情緒を存分に味わうことができます。
摺上川(すりかみがわ)沿いには、大小さまざまな旅館が立ち並び、レトロでノスタルジックな街並みが残る、温かみのある温泉地です。
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「飯坂温泉」周辺には何がある?
飯坂温泉の周辺には、歴史散策やグルメ、家族で楽しめるスポットが豊富にそろっています。まず訪れたいのが「旧堀切邸」です。江戸時代から続く豪農・豪商の邸宅で、県内最古の土蔵などが現存しており、歴史的な空間の中で足湯や手湯を無料で楽しむことができます。
また、厄除けで有名な「中野不動尊」は、朱色の大日堂や洞窟巡りが人気で、荘厳な雰囲気が漂う聖地です。
グルメでは、福島市のご当地グルメ「円盤餃子」が外せません。フライパンで円状に焼き上げられたボリューム満点の餃子は、野菜たっぷりで軽い食感が特徴です。
さらに、日本で初めてラジウムが確認されたことにちなんだ「ラジウム玉子」は、温泉特有の香りと、とろりとした食感が絶品で、お土産にも最適です。
また、周辺は「フルーツライン」と呼ばれる果樹園地帯で、6月のさくらんぼから、桃、梨、ぶどう、りんごまで、四季を通じて旬の果物狩りを楽しむことができます。アート好きなら、多彩な作品が展示されている「片岡鶴太郎美術庭園」もおすすめです。
「街の明かりがきれい」
これまでにAll About ニュース編集部が実施したアンケート調査では、下記のような評価が寄せられています。「阿武隈川沿いにあるので川のせせらぎと相まって綺麗」(30代女性/静岡県)
「小学生の頃近くに住んでいてよく家族でホテル聚楽に泊りに行っていました。飯坂温泉は夜景というより街の明かりがきれいです」(60代女性/沖縄県)
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