山形県南陽市に位置する赤湯(あかゆ)温泉は、平安時代後期から続く開湯930有余年の歴史を誇る温泉地です。
その名の由来は、約900年前に戦いで傷ついた家来たちが湯に浸かった際、たちまち傷が治り、傷口から出た血で湯が深紅に染まったという伝説に基づいています。
源泉は3つの系統があり、泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉などで、源泉温度は約63度に達します。主な効能としては、きりきず、やけど、皮膚病、慢性婦人病などが挙げられ、古くから「温まりの湯」「美肌の湯」として親しまれています。
2022年にはバリアフリー浴室を完備した新しい公衆浴場「湯こっと」もオープンし、誰でも気軽に名湯を楽しめる環境が整っています。
「赤湯温泉」周辺には何がある?
赤湯温泉は、「ワイン」「ラーメン」「桜」をテーマにした街歩きが最大の魅力です。ぶどう栽培が盛んな南陽市には6つのワイナリーがあり、温泉街から徒歩圏内で試飲や自分好みのワイン探しを楽しむことができます。
また、全国的に有名な「赤湯辛味噌ラーメン」の元祖とされる「龍上海赤湯本店」などの人気店が集結しており、濃厚な旨辛スープと太麺の絶妙なバランスを求めて多くの行列が絶えません。
自然の景勝地としては、さくら名所100選にも選ばれている「烏帽子山公園」が温泉街のすぐそばにあります。世界的にも珍しいエドヒガンザクラを含む約1000本の桜が山を覆い、2026年4月3日から30日にかけて開催される「赤湯温泉桜まつり」では夜桜のライトアップも行われます。
さらに「東北の伊勢」と呼ばれる熊野大社の境内には、地元の素材にこだわった「icho café」があり、参拝後のひと休みにもおすすめです。
「複数の源泉を楽しめる」
これまでにAll About ニュース編集部が実施したアンケート調査では、下記のような評価が寄せられています。「赤湯温泉は複数の源泉(森の山源泉・湯川原源泉など)があり、泉質は塩化物泉など地域によって違うから、冷え性や疲労回復にも適した湯が楽しめるから」(30代男性/静岡県)
「雪に包まれた城下町の風情と赤湯の名湯に浸かり、足湯巡りや米沢牛も楽しめ、寒さの中で温もりを実感できるから」(40代男性/静岡県)
「泉質がよく高級旅館も多いから」(50代女性/埼玉県)
※All About ニュース編集部が実施した「冬に行きたい温泉地」に関するアンケートより抜粋(調査期間:2026年1月14~15日、回答者250人)「日本的趣があり人気」(40代女性/長野県)
※掲載されている情報は記事公開時のものです。あらかじめご了承ください。また、記事中の宿泊プランを予約すると、売上の一部がオールアバウトに還元されることがあります。



