福島県耶麻郡猪苗代町の安達太良山西麓、豊かな自然に抱かれた高原に位置する中ノ沢温泉。宝暦年間(1751年)の頃から湯治場として多くの人々に親しまれてきました。昭和29年の大ヒット曲『高原列車は行く』の舞台としても有名で、かつて中ノ沢・沼尻両温泉の湯治客や硫黄鉱山の鉱石を運んでいた旧沼尻軽便鉄道のノスタルジーな記憶が今も大切に語り継がれています。
中ノ沢温泉の最大の自慢は、毎分約9000〜1万3400リットルという日本一級の圧倒的な湧出量です。泉質はpH1.85という火山性の強酸性硫黄泉で、別名「塩抜きの湯」とも呼ばれています。湧き出た源泉が約6キロメートルに及ぶ長い引き湯の管を下る間に、適度にガスが抜けて「湯もみ」されるため、温泉街に届く頃には体にじんわりと染み渡る極上の湯加減に仕上がります。強酸性特有のピリピリとした肌触りと湯上がりのさっぱり感が特徴です。
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「中ノ沢温泉」周辺には何がある?
中ノ沢温泉は、猪苗代湖や磐梯高原、会津若松、喜多方、磐梯吾妻といった福島を代表する主要観光エリアのちょうど中心に位置しており、年間を通じて観光の拠点として非常に便利なアクセスの良さを誇ります。街道沿いに整然と宿や土産店が並ぶ温泉街は、かつての宿場町のような落ち着いた雰囲気を醸し出しており、宿ごとに渓流露天風呂や庭園露天風呂といった趣向を凝らしたお風呂を楽しむことができます。
会津の歴史を体感できる「会津武家屋敷」や、マイナスイオンたっぷりの「雨降りの滝」、名水が湧き出る「深沢の名水処」なども人気の立ち寄りスポットです。
さらに季節ごとのイベントも魅力で、5月下旬に開催される「磐梯山山開き」や、夏の「裏磐梯火の山まつり」、期間限定で実施される「福島県迎賓館」の特別公開など、大自然のアクティビティと歴史文化を組み合わせたぜいたくな高原旅を思う存分満喫できます。 ※掲載されている情報は記事公開時のものです。あらかじめご了承ください。また、記事中の宿泊プランを予約すると、売上の一部がオールアバウトに還元されることがあります。
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All About ニュース編集部
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