「お金」だけでは解決できない負担も
個別指導塾「SS-1」の合格体験記を見ると、高輪や東京女学館といった偏差値50ぐらいの中堅校に合格したことを語る卒業生も数多くいます。Aさんのように、個別指導に数百万円を投じて「最難関校」を射止めるのは、かなりうまくいったケースと言えるでしょう。もともと偏差値60あったという、娘さん本人の素養があったことも事実です。
「私と夫は、金銭面以外でも相当なエネルギーを注ぎました。私は毎朝6時前に起きて娘の漢字と計算ドリルに伴走し、夫は入試問題を自ら解いて娘に教えていました。お金さえ出せば解決する、という世界ではありません」
これは多くの塾が言うことで、どんなに面倒見がいい塾でも、最終的には親が時間を割く必要があります。
一方で、Aさんはふと、ため息をつきながらこう漏らしました。
「そんなに親が頑張って最難関校に入れて、その先どうするの? 中学に入ってから自分でできるの? って、うちの母親に言われてしまって……」
そんなことは言われなくても分かっているとAさんは思ったそうです。
果たして、高額な課金と親の献身によって最難関女子校に入学した娘さんは、その後どのような道を歩んだのでしょうか。
この記事の執筆者:
四谷 代々



