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体育主任が「ハードすぎる」理由とは? 学校の業務分担の中身
前述した通り、先生たちは「校務分掌(こうむぶんしょう)」として、校内の業務を分担しています。教科の準備、生徒指導、ICT機器の管理など、その内容は多岐にわたります。どの仕事も学校運営に欠かせませんが、私が特に大変だと感じるのは「体育主任」です。日々の体育の授業の備品管理はもちろん、運動会、マラソン大会、体力テスト、プール開きなど、1年を通じてあらゆる行事に密接に関わるからです。
単に行事が多いだけでなく、体育は常に「命に関わる事故やケガ」のリスクと隣り合わせです。そのため、他の担当以上に念入りな準備と緊張感が求められます。
また、これらの部会全てを取りまとめる「教務主任」の先生も、非常に忙しいポストです。
子どものころは、教務主任が何をしているかピンとこなかったかもしれませんが、実は学校と地域をつなぐ極めて重要な役割を担っています。PTA行事の調整なども教務主任が仕切ることが多いため、ある意味では管理職と同じか、それ以上に学校の全てを把握している存在といえます。
保護者や地域住民の立場になってからの方が、教務主任の先生と関わる機会が多いかもしれませんね。
全ては子どもたちの安全と充実した学校生活のために
職員会議は、子どもたちの生活を充実させ、安全に過ごせる環境を守るために欠かせない時間です。時には電話がつながらず、ご不便をおかけすることもあるかもしれませんが、この時間があるからこそ、学校の円滑な運営が成り立っている——。そう理解していただけると、現場の教員としては非常にありがたく思います。 松下隼司さん プロフィール
大阪府公立小学校教諭。令和4年度文部科学大臣優秀教職員表彰受賞。令和6年版教科書編集委員。第4回全日本ダンス教育指導者指導技術コンクール文部科学大臣賞、第69回(2020年度)読売教育賞 健康・体力づくり部門優秀賞などの受賞歴を持つ。新刊『がっこうとコロナ』(教育報道出版社)など著書多数。voicyで『しくじり先生の「今日の失敗」』を発信中。
この記事の執筆者:
大塚 ようこ
フリーランス編集・ライター
フリーランス編集・ライター。子育てや教育、夫婦問題、ジェンダーなどを中心に幅広いテーマで取材・執筆を行っている。
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