【中受】SAPIXで真ん中ならMARCHだが…。「四谷偏差値50」の大学進学、中央値は“日東駒専”という現実

「SAPIXで中央値ならMARCH」の衝撃。では、中受のボリュームゾーン「偏差値50」の学校の進学先は? 普連土学園や成城などの実データから見える、実進学先の意外な中央値を解説します。(画像出典:PIXTA)

現実的な相場観を持つ親たちが、あえて“伝統校”を選ぶわけ

大学受験の厳しい実態を冷静に見据えた、相場観のある保護者たちからいま熱い支持を得ているのが、偏差値50の共立女子(2月1日)や偏差値46の昭和女子大附属(2月1日・午前)といった伝統ある女子校です。

これらの学校の最大の特徴は、進学校としてのハイレベルなカリキュラムを維持しながら、系列大学への内部進学権も確保できる点にあります。

「他大学受験に挑戦しつつ、いざとなったら名門女子大へ進学できる」という二段構えの安心感は、不透明な大学受験を控える保護者にとって極めて強力なセーフティーネットとなります。

共立女子大も昭和女子大も、就職実績が良好で、社会的な信頼も厚いブランド校です。中学受験の偏差値という目先の数字に惑わされず、「最終的な出口(就職・キャリア)」から逆算して、こうした手堅い選択肢を選べる親こそが、真に中学受験を成功に導けるのかもしれません。

※この記事の偏差値は四谷大塚のデータを参照しています。

【この記事の関連記事を読む】
日東駒専付属は「偏差値50でしょ、楽勝」。中学受験を知らない親が見落とす“母集団”の残酷な格差
最初から読む
この記事の執筆者:四谷 代々 プロフィール
塾の偏差値表やパンフレットには載らない、学校ごとの「カラー」や「本当の校風」を熟知する中学受験関係者。しがらみのない立場から「塾や学校が親に絶対に言わない不都合な真実」を発信する。
Lineで送る Facebookでシェア
はてなブックマークに追加

編集部が選ぶおすすめ記事

注目の連載

  • ヒナタカの雑食系映画論

    染谷将太主演の映画『廃用身』がホラーよりも怖い「現実の問題」を照射している3つの理由

  • 恵比寿始発「鉄道雑学ニュース」

    南海電鉄の新・観光列車「GRAN 天空」は“高野線の救世主”となれるか。100年ぶりサービス復活の勝算

  • どうする学校?どうなの保護者?

    修学旅行はなぜ「高い」? “ぼったくり説”は誤解か。先生の自腹や負担など、保護者が知らない裏事情

  • 海外から眺めてみたら! 不思議大国ジャパン

    「移民」に冷たいのはどっちなのか? スイスの厳格過ぎる学歴選別と、日本の曖昧過ぎる外国人政策