STARTO社は、縦型ショートドラマプロジェクト「エスドラ」をスタートさせることを、2月24日に発表しました。第1弾ドラマとして、4月と5月に堂本光一さん(DOMOTO)主演の『記憶買収人』を配信。第2弾は佐藤勝利さん(timelesz)、第3弾は橋本良亮さん(A.B.C-Z)、第4弾は正門良規さん(Aぇ! group)が主演を務める作品が配信予定で、STARTO社が本格的に所属タレントのドラマ制作に乗り出しています。 また、2025年11月27日からは音楽が聴けるポッドキャストサービス「mimi-ni(ミミニ)」をスタート。第1弾としてTravis Japanのポッドキャスト番組を配信し、今後もコンテンツを拡充していくとしています。
旧ジャニーズ事務所から生まれ変わり、新たな取り組みを急ピッチで進めているSTARTO社。今回は、新サービスとなる「エスドラ」と「mimi-ni」がどんなサービスなのか、元テレビ局スタッフが解説します。
「エスドラ」は全話無料! STARTO社は市場を切り開けるか
新サービスとなる「エスドラ」ですが、作品はエスドラ公式YouTubeチャンネルで全話無料にて視聴できる予定。さらに、X、Instagram、TikTokでもさまざまなコンテンツを配信するとされ、かなり力を入れたサービスとなります。作品は、若い世代を中心に人気の「縦型ドラマ」で制作され、スマホ視聴を前提にしたサービス。縦型ドラマはブームだとはいえ、テレビ局もまだ本格参戦していないだけに、STARTO社が市場を切り開く可能性が十分にあります。
配信作品の詳細も明かされ、堂本さんの主演作『記憶買収人』は、映画『余命10年』『パレード』やドラマ『イクサガミ』(Netflix)を手掛ける藤井道人さん(BABEL LABEL)がプロデュースを担当。記憶の売買によって人生が狂い出す人々の姿を描く作品で、堂本さんは人の記憶を売買する謎の男・クロノを演じます。 エピソード1「消えた夜」の主演としては、篠塚大輝さん(timelesz)が登場。エピソード2「記憶を描く」では戸塚純貴さん、エピソード3「忘れあう二人」では大東駿介さんが主演を務めるなど、STARTO社以外の俳優も参戦するサービスになりそうです。 第2弾作品は6月配信予定で、佐藤勝利さん(timelesz)が主演を務め、ホラーファンタジー作品『すべての美しいモンスター』を配信。7月には橋本良亮さん(A.B.C-Z)主演のラブコメディー『恋せよ、御曹司』、8月には正門良規さん(Aぇ! group)主演で川島如恵留さん(Travis Japan)が共演する『Chat Boy』が配信予定です。
「エスドラ」が画期的といえるワケ
現時点で発表されている主演陣を見ると、STARTO社の中でも演技派として知られる俳優ばかり。堂本さんと佐藤さんはもちろんのこと、橋本さんと正門さんは今後が期待される俳優で、どんな演技を見せてくれるのか注目が集まっています。「エスドラ」が画期的なのは、多くの人気俳優を抱えるSTARTO社が“自前で作品を撮影したこと”です。旧ジャニーズ事務所時代から、所属タレントの演技が見られるのはドラマか映画と決まっていたところ。元テレビマンだった筆者としては、STARTO社が独自に映像コンテンツを制作することに驚きを隠せません。
今後「エスドラ」がヒットすれば、King & Prince、Snow Man、SixTONESなどのメンバーも出演する可能性があります。そうなると、あまり一般的に浸透していない縦型ショートドラマ市場で、「エスドラ」が存在感を発揮することになりそうです。



