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投資も受験も原理は同じ。人生の「リターン=幸せ」を最大化する方法
中学受験は数日で結果が出る過酷な世界ですが、資産運用は一生かけて向き合う長期戦です。どちらにも共通しているのは、「分散」と「長期視点」。複数の学校を受け、仮にどれかがうまくいかなくても、次にチャンスを残す。
それは、異なる資産を組み合わせてリスクをならす投資戦略と同じです。
そして短期の結果に一喜一憂せず、長い目で「成長」を見守る。
この姿勢こそが、最終的にリターンを最大化する唯一の方法です。
受験を振り返ると、そこには投資家の資産配分表のようなメモが残っていました。
志望順位、日程、確率——すべては「限られた資源をどう配分するか」という判断の積み重ねです。
思えば、家計もキャリアも時間の使い方も同じ構造。
人生そのものが、1つのポートフォリオなのです。
「ポートフォリオ」「分散」「相関」と聞くと、少し難しそうに感じるかもしれません。
でも本質は、「有限である時間やお金を、大切な家族や自分自身の人生が少しでもハッピーになるために、どう振り分けるか」を工夫することと、何ら変わりはありません。
原理原則は同じです。資産運用を小難しく考えすぎないでください。
人生はすべて「リスクとリターン」のバランスです。リスク(=不確実性)を少しでも抑えながら、リターン(=幸せ)の総量を増やしていきましょう。
資産運用に限らず、このバランスを意識した言動の積み重ねこそが、「年をとるほど幸せになる」人生の秘訣です。 この書籍の執筆者:森 暁郎 プロフィール
グロービス経営大学院 教授。慶應義塾大学経済学部卒業、コロンビアビジネススクール修了(MBA) 三和銀行(現三菱UFJ銀行)入社。国内及びニューヨーク支店にて、シンジケートローン等の営業及び審査業務に従事。MBA取得後、General Electricに入社し、大型のM&A案件等を担当。その後、ベネッセにて新規事業開発や海外M&Aを統括。現在はグロービスにて会計・ファイナンス領域の責任者を務める。取締役として投資先の経営にも参画。



